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いっぱい悩むけどそれでいい。わが家の習いごとリアルエピソード

「ダンス習いたい!」と以前から長女に言われていました。うれしい気持ちもある一方で、送迎や生活リズムなどを考えると、なかなか腰が上がらず…。夏休み中、ようやく体験に行ってみました。
今回は、娘たちが興味を持ったダンスについて。体験してみた子どもたちの感想や、親としての私の気づき、その後どうなったのかをリアルにお伝えします。
考えすぎていたのかも?すぐに踏み出せなかった私の葛藤
私自身、ダンスができず…でも「踊れるってとってもかっこいい」と娘たちがダンスに興味を持ったことをうれしく思っているにも関わらず、なかなか「体験に行こうか」と言えなかったのには理由がありました。
お友達が通っていて、いいなと思っているダンス教室は、自宅から少し距離があり、送迎が負担に感じていました。また、息子との兼ね合いやきょうだいのバランス、ダンスを習うことで生活リズムが変わることなども気になっていて…。
以前私が感じていた葛藤は、下記の記事にも書いています。興味がある方はぜひご覧ください。
子どもの気持ちに寄り添って、一歩踏み出してみた
「ダンスやりたい」と度々口にする長女。本当にやってみたいのだなと感じて、スクールの発表会を観に行きました。
舞台で踊る子どもたちは本当にかっこよくて、娘たちの憧れる気持ちはさらに強くなったようです。そこで「まずは体験だけでも」と思い切って申し込みをしました。
体験してみたら、想像以上に楽しそう!
体験当日は、年長の長女と年中の次女で別のクラスに参加しました。
次女からスタート。普段は初めての場所に緊張しやすいタイプなので心配していましたが、この日は自分から先生のもとへ行き、堂々とレッスンに参加できました。先陣を切る姿に「成長したな」とうれしくなりました。
長女は体験を心待ちにしていた様子。幼稚園のお友達もいてうれしそうでした。ただ、先生に動きの指導を受けたときは恥ずかしさと悔しさから涙…。それでも最後には気持ちを切り替えて、笑顔で踊っていました。
体験後、感想を聞くと――
長女「楽しかった。習いたい!」
次女「上手だって言われた!やりたい!」
私「そうなんだ、楽しそうだったもんね」
そんな姿を見て、私自身も「やらせてあげたいな」と素直に思えました。あとは、子どもたちが自分の言葉で夫に「ダンスやりたい!」と伝えられたら、いよいよスタートかなと思っています。
習いごとは“親子で楽しむ成長の一部”
新しいことを始めるのに腰が重い、というのは私もすごくわかります。でも、お子さんが「やってみたい!」と言ってきたら、気軽に体験に行ってみるといいかもしれません。実際に体験してみたら「思っていたのと違った」ということもあるし、逆に「やっぱり楽しい!」とハマることもあります。
そして「続けられるかどうか」は、最初から深く考えなくてもいいのかなと今の私は思っています。途中で辞めることになっても、そこで得られた経験や気持ちの動きはのこるはず。習いごとそのものだけでなく、挑戦までの準備や葛藤も大切な学びになると感じています。

習いごとは、親子で楽しみながら見守っていきたいですね。