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乾燥肌のかきむしりが減った!子どもの肌トラブルを防ぐために実践した2つの習慣

子どもの肌のかゆみやかきむしりに悩んでいませんか?特に暑い季節は、汗っかきで敏感な子どもの肌は赤みやかゆみなどのトラブルを起こしやすく、ママにとっても心配の種になりますよね。この記事では、我が家で実際に試して「かきむしりが減った!」と実感できた、乾燥肌ケアの2つの習慣をご紹介します。毎日のちょっとした工夫で、子どもの肌を守ることができました。
汗と乾燥でかきむしり…乾燥肌改善のきっかけ
猛暑は過ぎたものの、まだ日中は暑さの残る日が続いています。
汗をかきやすいこの時期、わが家の子どもが悩まされているのは「かきむしり」です。
特に子どもは汗をたっぷりかくうえに、エアコンの影響で肌が乾燥し、常にカサカサの状態に。
夏は帰宅後はすぐにシャワーで汗を流していましたが、それでも虫刺されや体のかゆみがひどく、あちこちをかきむしっていました。その結果、ボディソープもしみるようになり、今では無添加の石けんしか使えないほど肌が敏感になっています。

「お風呂上がりにしっかり保湿をすれば大丈夫」と思い、敏感肌用のクリームを塗ろうとしても、かきむしりでできた細かい傷や皮膚の薄い部分にはしみてしまい、子どもは「痛い!」と全力で拒否してしまいます。
けれど、保湿をしなければまたかきむしって悪化する一方。
特に汗がたまりやすい首や肘、膝の内側は血が出て、とびひのようになってしまうこともあり、皮膚科への通院が欠かせませんでした。
じゃがいもやバナナで簡単!腸活に取り入れたい食物繊維豊富な食材
「もう保湿だけでは乾燥肌を改善するのは難しいのでは…」と悩んでいたとき、皮膚科の先生から提案されたのが『腸活』でした。
「腸活で乾燥肌が良くなるの?」と半信半疑でしたが、話を聞いてみると意外に簡単に取り入れられそうだったので、試してみることにしました。
腸活といえば乳酸菌やビフィズス菌を含む乳製品やヨーグルトを意識して摂っていましたが、それだけでは不十分で、食物繊維を一緒にとることが大切だと知りました。食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、肌や体に良い働きをする成分をつくり出してくれるため、体の内側から乾燥肌を整えたい私にぴったりの方法だと思いました。
そこで実践したのは、皮膚科の先生のアドバイスを元に、普段の食事に「発酵性食物繊維」を多く含む食材を取り入れることです。具体的には、
・もち麦や発芽玄米
・大豆製品(納豆やきなこ、豆乳など)
・わかめ
・芋類(じゃがいも、さつまいもなど)
・バナナ
・りんご

特にじゃがいもは、肉じゃが・ポテトサラダ・コロッケ・カレーなど、子どもが好きな定番メニューに使いやすく、無理なく食物繊維を取り入れられました。
さらに、味噌汁や豆乳で大豆をとったり、通年で手に入り食べ慣れているバナナやりんごを食卓に並べる機会を増やしたりと、無理のない形で続けられました。

保湿を嫌がる子どもに…我が家で実践した保湿ケアの工夫
本当は「お風呂上がりすぐの保湿」が理想だと分かっていたのですが、我が家の子どもたちは保湿が大嫌いで、毎回逃げ回るのが日課…。結局、これまでは子どもが寝る前や寝たあとにこっそり塗るスタイルになっていました。
でも、乾燥した肌に後から塗っても効果が薄いと聞き、最近はなるべくお風呂から上がってすぐに塗るように切り替えました。
とはいえ、保湿剤を嫌がるときは無理せず対応。血が出ているところはあえて何も塗らず、赤くなってかゆそうな部分には皮膚科で処方してもらった「しみない痒み止め入りの軟膏」を使っています。

さらに、お風呂上がりから時間が空いてしまったときは、まずミストタイプの化粧水で保湿したい部分に水分を足してから、敏感肌用のボディクリームやピュアオイルでしっかり保湿するように工夫しました。
ひどいカサカサ肌が落ち着いた!3ヶ月実践して分かった変化
実際に続けてみたら、今まで粉を吹いてカサカサだった肌が少しずつ落ち着き、かきむしる回数も減ってきました。
もちろん、掻きむしり跡はまだ残っていますが、以前のように血が出るほどではなく、肌の状態が落ち着いてきたのを目で見て実感できています。



さらに、毎日の保湿を続けるうちにゴワゴワ感がやわらぎ、肌に水分が入ってきた感覚がありました。
まだ“ぷるぷる・ツルツルお肌”とはいきませんが、以前は全身かきむしっていましたが、今は肘や膝の内側など関節まわりに減ってきています。
これから冬の乾燥シーズンに入る前に、さらにひどくならないように、腸活と保湿ケアをコツコツ続けていこうと思います。

乾燥肌に悩むパパ・ママは、腸活や保湿のタイミングなど
できることから少しずつ試してみるのがおすすめです!