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【体験談】待機児童ゼロの自治体なのに保育園に落ちた!私が考える隠れ待機児童の実態と対策

【体験談】待機児童ゼロの自治体なのに保育園に落ちた!私が考える隠れ待機児童の実態と対策

毎年11月頃から、翌年4月入園に向けた保育園の申し込み(いわゆる保活)が始まります。これから動き出そうとしている方も多いのではないでしょうか。住んでいる自治体で「待機児童ゼロ」と聞くと、必ず保育園に入れるように思いますよね。ところが実際にはそうとは限らないようです。今回は私自身の保活体験をもとに、私が直面した「隠れ待機児童」の実態を紹介します。

保活で全落ち!「待機児童ゼロ」のはずが…

私の場合、会社の規定で息子が2歳になるタイミングで復職のリミットがありました。ちょうど1年前、12月復職を前に保活を開始。13園まで希望を書ける申し込み用紙を提出しましたが、結果はすべて落選でした。
数年連続で待機児童ゼロを掲げる自治体だったため、認可保育園が無理でも「認可外保育園やベビーシッターを使えば大丈夫だろう」と思っていました。ところが現実は甘くありませんでした。

預け先が本当に見つからない現実

役所に問い合わせても空きはゼロ。区が提携するシッター会社や個人で保育を行う方もいましたが、どこもいっぱい。認可外保育園を探しても見つからず、隣の市まで範囲を広げても全滅。
「シッターなら…」と有名どころの会社に片っ端から連絡しましたが、平日毎日9時〜17時の長時間で依頼できる会社は見つけられず、あっても2〜3時間の短時間単発のみ。復職目前なのに、子どもを預けられる場所がどこにもないという状況でした。

復職2日前に見つけたのは遠方の認可外保育園

必死に検索と電話を繰り返し、ようやく見つけたのは電車で3駅先の隣の市にある認可外保育園でした。家から5km、自転車で片道30分。決して近くはありませんが、復職直前に預け先が決まったときは本当に安心しました。

ただし現実的には、送迎に朝晩1時間半かかり、日々の負担は大きなものでした。

12月入園だったので、片道30分の自転車はただ乗っているだけの子供にとっては極寒だったようで震えていました…

「預け先がある=待機児童ではない」という仕組み

このように、自治体外の遠方の認可外保育園にようやく入園できても、「預け先がある」と見なされ、「保育に欠けていない」=「待機児童ではない」と扱われてしまうようです。そのため、実際には保育園探しで苦労している人がいても、自治体としては「待機児童ゼロ」という発表になってしまうのだと思います。

待機児童ゼロに安心しすぎないための対策

「待機児童ゼロ」と聞くとつい安心してしまいますが、実際には私のように入園に苦労するケースもあります。
「待機児童ゼロ」に安心しすぎないためにも、以下の対策をしておくとよいのではないかと考えました。
・自治体の発表だけではなく、それをもとに自分でも状況を調べてみる
・認可保育園だけでなく、認可外や一時保育、シッターも候補に
・少し遠くの園も事前にリサーチしておく
こうした準備をしておくことで、急な「保育園全落ち」でも慌てず対応できるのではないかと思います。

復職前は自分自身の準備も重なり想像以上に忙しいです。
早めの情報収集と複数の選択肢で、これから保活に臨む方の参考になり、少しでも安心につながれば嬉しいです!

この記事を書いた人

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東京都

あーか

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旅人 茶道経験者

季節の行事を楽しむことで何気ない毎日に彩りとメリハリをつけ楽しんでいます。子供と一緒に無理なく行事を楽しむ様子をお伝えします!
旅行やお出かけも大好きです!

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