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韓国の電車でびっくり!日本とこんなに違う5つのこと

先日、娘(大学生)と韓国旅行に行ってきました。移動中に何度か電車(地下鉄)を利用したのですが、「日本と違う!」と思うことがたくさんありました。今回はその中でも印象に残ったポイントを5つ紹介します。
1. エレベーターの「閉まる」ボタンが使えない!?
韓国の地下鉄エレベーターには「閉まる」ボタンがついていますが、実際には作動しないことが多いそうです。安全のため自動で閉まる仕組みになっているとか。最初は「あれ?」と思い、閉まるボタンを押したところ韓国語で何か話しかけられました。あれは閉まらないことを教えてくれていたのかもしれません。
日本に帰国後、地下鉄のエレベーターで「閉まる」ボタンを押さない方がいて不思議に思ったら、韓国人の方でした。その理由がわかりました。

2. 妊婦さん用の席は必ず空けておく文化
韓国の電車には妊婦さん専用の座席(ピンク色のマーク)があり、乗客はそこを空けておくのがマナー。混んでいても誰も座らないのが印象的でした。そして妊婦さんが付けているマタニティマークが日本の1.5倍くらいの大きさにもびっくり!
3. 足の悪いお年寄りが子どもに席を譲ることも
日本だと「子どもが高齢者に席を譲る」イメージがありますが、韓国では逆に「お年寄りが小さい子どもに席を譲る」ことがありました。これには本当に驚き、子どもに優しい雰囲気を感じてちょっと感動しました。
4. 車内での通話・音ありゲームもOK
日本では車内マナーとして通話や音出しを控えるのが一般的ですが、韓国ではスマホで通話したり、音を出したままゲームをしたりする人も多め。寝ている人もほとんど見かけませんでした。
5. 知らない人同士でもすぐおしゃべり
韓国の電車では、それぞれ違う駅で乗ってきたにもかかわらず、座席が向かい合うとおしゃべりが始まることも!初対面でも気さくに話し始める光景をよく見かけ、韓国語がわかればなぁ…と話している内容が気になりました。日本ではあまりない場面なので新鮮でした。娘も一人で電車に乗っている時に、話の輪に入っているような雰囲気になったそうですが、韓国語がわからず何も答えられなかったそうです。
日本と韓国、どちらが良い・悪いということではなく、文化や習慣の違いを知るのは旅の楽しみのひとつ。韓国の電車では、妊婦さん席や子どもへの配慮、エレベーターの使い方など、ちょっとした違いに驚きつつも温かさを感じました。次の旅行では、また違う発見ができそうです。韓国旅あるあるですが、しばらくは「チュリムンタスミダ(=閉めますの意味)」が頭から離れません(笑)。