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【赤白帽の雑学】なぜ白色を表にしてかぶるのか? 小学生の娘から教えられた納得の理由

「赤白帽」と聞くと、何を思い浮かべますか? おそらく、あんふぁん世代のパパ・ママは小学生が使う赤と白が表裏一体となった「赤白帽」を思い浮かべることと思います。
これからの季節、運動会の練習や課外活動などの屋外活動で大活躍するので、汚れていないか、ゴムは伸びていないかなど娘と一緒に確認していたところ、娘からこんな質問がありました。
白を表にしてかぶるには理由がある?
娘「ママ、赤白帽はね、運動会の時は別だけど、基本的には白を表にしてかぶるんだよ。なぜだか知っている?」
ママ「え? 何それ? ママ初耳、なんで?」
白色を表にする納得の理由
娘「もし、頭を汚して血が出たとき、赤色が表だと血の色と同じで分かりにくいでしょ? だから、白にしてかぶるんだよ。1年生のときから先生に言われていたよ。」
ママ「なるほどー、そう言われてみると、屋外活動している小学生は白を表にしてかぶっていたね。」

生徒の安全面を配慮した対策
娘から理由を聞かされたとき、確かに町探検をしている小学生や遠足で集合している小学生を見かけた折、白を表にしてかぶっていた姿を思い出しました。先生は帽子一つとっても生徒の安全面を考慮して活動してくださっているのだなと感心しました。
白を表にしてかぶるのが一般的なのか?
そこでふと、「白を表にしてかぶることは一般的なのか?」と私の中で疑問が生じたので、調べてみることにしました。
すると、娘が言っていたような「流血を素早く発見するために白を表にかぶる」との記述は見つからず、娘の学校独自の対策なのかな? と思いました。ところが、白を表にしてかぶることには他にもメリットがあるような記述を発見しました。
白を表にしてかぶる理由のもう一つのメリット
それはまさに「熱中症対策」です。白の方が赤よりも熱の吸収率は低いようです。近年、地球温暖化により日本全国で熱中症が深刻な問題になっています。それも考慮すると、確かに白を表にしてかぶった方がメリットがありそうです。

娘よ! 赤白帽を白を表にしてかぶる理由を教えてくれてありがとう! ママは勉強になりました。