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【大阪・関西万博】親子で10回目!22万人の大混雑でも16か所を大満喫レポ

こんにちは。大阪で車椅子で子育てしている、ゆっけです!
2025年9月15日(月・祝)、三連休の最終日「敬老の日」に、家族で10回目の【大阪・関西万博2025】へ行ってきました。
この日の来場者数は、なんと22万人超!事前予約はすべて落選…。
それでも親子で16か所を楽しむことができました。今回はその一日を、時系列でレポートします。
親子でまるごと楽しんだ!今回のハイライト3つ
1. 念願のフランス・オーストリアをはじめ、1日で16か所も体験!
2. ずっと当たらなかった「null²」に、ついにウォークスルーモードで入場!
3. シンガポール館でキャラクター「Merli(マーリー)」のお誕生日に遭遇し、ぬいぐるみをゲット!

9:05|ついに夢叶う!「null²」初体験(滞在時間:20分)
連日大混雑との情報を聞き、いつもより早めの7時45分に東ゲートへ。すでに多目的レーンも長蛇の列で、入場前から熱気たっぷりでした。
9時入場後はダッシュで「null²」へ。
うねるようなシルバーの外観は、まるで生き物のような迫力!
先着順のインスタレーションモードは終了していて、私たちはウォークスルーモードを体験。
1分ほどと短い時間でしたが、ずっと夢見ていた“ぬるぬる”の未来空間に感動。
ずっと抽選に挑戦しても当たらなかった憧れのパビリオンに、短時間ながら入ることができ、家族みんな大満足でした。

9:25|シンガポールで偶然のハッピーバースデー(滞在時間:30分)
すぐに入場できたシンガポール館。
1万7000枚のディスクが重なる外観に圧倒されました。
最上階の「ドリームスクリーン」では、息子が書いた『みんなを守れますように』というメッセージが夜空に浮かび上がり感激!
さらに偶然この日はキャラクター「Merli(マーリー)」のお誕生日。ぬいぐるみをプレゼントしてもらい、息子は大喜びでした。

10:05|ヨーグルト発祥の地!? ブルガリアで学ぶ(滞在時間:25分)
優先ゲートから入場。
白を基調とした爽やかな外観に、マスコットのラクトちゃんがお出迎え。
館内では、大自然からミクロの世界までインタラクティブな展示が広がり、息子も夢中に。
1970年の大阪万博でブルガリアヨーグルトが初めて紹介されたことも学びました。

10:40|待ち時間ゼロ!コモンズDを遊び尽くす(滞在時間:15分)
待ち時間ゼロで、2回目のコモンズDへ。
前回見られなかった展示をチェックしたり、楽器を触ったり、スタンプを押したり。
お土産コーナーも親子でじっくり楽しみました。

11:30|国連パビリオンでワクワク学習&ガチャ体験(滞在時間:30分)
当日予約で入場できた国連館は、カプセルトイを思わせる青い外観が印象的。
映像で国連について学べるだけでなく、ガチャ体験や写真プレゼントも。
小学生以下には本のプレゼントがあり、息子も笑顔いっぱいでした。

12:05|国際機関パビリオンで世界をのぞき見!(滞在時間:20分)
国連パビリオンの隣にある国際機関パビリオンへ、予約なしでスムーズに入場!
ここでは、東南アジア地域の国々が加盟する地域共同体「ASEAN」や、太陽光・核融合など科学技術にまつわる同盟・機構など、計5つの国際機関が出展。
模型やパネル展示で、世界の協力の仕組みや技術の進歩を学べます。
万博記念館では、これまでの万博の歩みも知ることができ、親子でじっくり楽しめました。

12:35|チェコで大熱中!息子ハマった「KENKAゲーム」(滞在時間:30分)
優先ゲートから入場。
ボヘミアン・クリスタルがきらめく外観にわくわく!らせん状に続く全長250mの壁いっぱいに広がるアートは圧巻です。
ここで息子が大ハマりしたのは「KENKAゲーム」。
2本の紐を操ってヘルメットを取り合うシンプルなルールなのに、親子で大盛り上がり!
屋上からの景色も最高で、最後にマスコット・レネのシールをもらって大満足の体験になりました。

13:25|異国の衣装で大変身!トルクメニスタン体験(滞在時間:50分)
優先ゲートから入場。
巨大なカラクム砂漠をイメージした建物で、入り口には大統領の肖像画がお出迎え。
館内では、アラバイという犬種や馬など国の宝物が展示され、トルクメニスタンの伝統的な衣装を着て記念撮影も体験。
渡航が難しい国の文化を間近で体験でき、とても貴重な時間でした。

14:10|巨大木造船に大興奮!バーレーンの海洋文化を探検(滞在時間:30分)
優先ゲートから入場。
巨大な木造船のような外観にワクワク!
館内には現地の博物館から持ち込まれたカヌーや海にまつわる展示がたくさん。
手で触ったり、香りをかいだり…五感を使ってバーレーンの海洋文化を体験できます。
親子でゆっくり楽しめるパビリオンです。

15:40|芸術とファッションの宝箱!フランス館へ(滞在時間:60分)
優先ゲートから入場。
無数のベールが舞う劇場のような外観にうっとり。
館内には『もののけ姫』やノートルダム大聖堂のキメラ像、壁一面に敷き詰められたルイ・ヴィトンのトランク、オーギュスト・ロダンの“手”の彫刻、ディオールの白いトワル400点など、ファッションとアートがぎゅっと詰まった展示がいっぱい。
エッフェル塔やピンズ、メダルなどお土産を購入して、親子で「フランス旅行気分」を味わえました。

16:45|海と真珠の国!カタールで神秘の展示に感動(滞在時間:30分)
優先ゲートから入場(障がい者手帳提示)。
隈研吾さんデザインの外観は、伝統的な帆船と日本の指物技術を掛け合わせたもの。
展示は、ペルシャ湾の長い海岸線を各エリアで再現し、真珠採りなどの文化や歴史、産業、自然をパネルや映像で紹介。
濃紺のカーテンで表現されたペルシャ湾の空間は神秘的で、最後にはピンズのお土産もゲットしました。

17:45|氷の外観が幻想的!コロンビア館探訪(滞在時間:20分)
優先ゲートから入場。
四角い氷を積み重ねた外観は、ノーベル賞作家ガルシア・マルケスの小説がモチーフ。
館内では蝶が案内役となり、植物の多様性を紹介。幻想的な展示にうっとりしました。
ショップはコーヒーの香りが漂い、大行列の人気ぶりでした。

18:10|音楽を作っちゃおう!オーストリアで大合奏(滞在時間:60分)
優先ゲートから入場。
巨大な五線譜モチーフの外観にワクワク。
葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」が描かれた、世界に16台しかないグランドピアノの生演奏に感動。
好きな楽器を選んで作曲体験もでき、息子が作った音楽が流れると大喜びでした。
ほかにも、似顔絵制作やゲーム体験があり、全身で音楽を楽しめる展示は子連れにおすすめです。

19:40|光と香りに包まれる!オマーンでリラックス(滞在時間:50分)
優先は平日のみ。
昼間は大行列で諦めたのですが、夜は空いていたので並びました。15分ほどで入場。
オマーン湾に沿って伸びる山脈をイメージした外観が美しく、館内では光のアートで、水と土地とともに生きてきたオマーンの歴史や文化を映像で体験できます。
外に出ると香り付きのシャボン玉がふわりと舞い、子どもたちも大喜び。
ショップではスムージーやデーツのケーキを購入して、休憩しながらゆったり楽しめました。

20:30|リベンジ成功!最前列で「アオと夜の虹のパレード」鑑賞
19:20〜のショーは「いのちのパーク」の真ん中で鑑賞しましたが、人が多すぎて車椅子からはほとんど見えず…。
そこで20:30〜のショーはウォータープラザ西端の最前列へ移動して、リベンジ鑑賞!
光と水と空気が織りなすスペクタクルに、親子で大感動。
過去は雨の日で傘の影に隠れて全く見られなかったので、今回はようやく全力で楽しめ、忘れられない時間になりました。

20:55|何度見ても感動!夜空に広がるドローンショー
噴水ショーのあとは、引き続きドローンショーへ。
1000基のドローンが夜空に木や蝶を描き出し、幻想的な世界に包まれました。約8分と短いながらも、やっぱり感動!
2回目の鑑賞でしたが、何度見てもやっぱり感動します。

まとめ|22万人でも大充実!親子で16か所制覇!
朝から夜までフルで動き、なんと1日で16か所を制覇!
この日は22万人超えの大混雑。
大人気のオランダ館は朝一でnull²の後すぐ向かいましたが、すでに受付終了。ミッフィーちゃんに会えなかったのは残念でした…。
帰りは夢洲から電車に乗るまで1時間以上かかり、親子でぐったりでしたが、今回も優先ゲートを活用させてもらい、車椅子でも安心して巡れたことに感謝です。
これで我が家は万博10回目。次はいよいよ閉幕日に参戦予定!開幕日とあわせて「最初と最後」を家族で見届けるつもりです。
混雑や天気、体調によって楽しみ方はそれぞれ。今回のレポートが、これから親子で万博を訪れる方のヒントになれば嬉しいです。

親子で16か所制覇!
22万の大混雑も笑顔で大満喫。