公開 :
秋に気をつけたい!公園や道ばたでよく見かける有毒植物2選

秋になり、沿道や公園に咲く花も夏とは違うものが増えてきました。小さな子どもたちは目線が低いからか、季節の花々や草木に気がつくのも敏感だったりしますね。
そんな秋の身近な草木の中で、意外と毒性のある植物もあることをご存じでしょうか。小さな子どもたちには注意した方がよい植物を2つご紹介します。
実にも葉にも触らないで!ヨウシュヤマゴボウ
1つ目は「ヨウシュヤマゴボウ」です。
公園や沿道などに雑草として生えていますが、意外と大きく育ち、この時期からはまるでブドウのような黒い実をつけ始めます。
息子もそうでしたが、「木の実がある!」と美味しそうに見える実のなり方なんです。でも有毒植物ですから、絶対に食べてはいけません。

ヨウシュヤマゴボウは全体に毒性がありますが、特に強いのは根です。見た目が美味しそうな果実ももちろん食べられず、根ほどではありませんがやはり毒性があります。
誤食した場合は嘔吐や腹痛、下痢を起こし、重い場合には痙攣、呼吸障害、血圧低下などの症状が出ることもあるそうです。
また食べなかったとしても、果実の汁で皮膚がかぶれたり炎症を起こすことがあるため、触らないのがよいですね。
若い実は存在感が薄いですが、黒く色付くととても目を引き、子どもも興味を持ちやすくなるので注意が必要です。

昔からおままごとに使われていたけど!? オシロイバナ
2つ目は「オシロイバナ」です。
夏からピンクや黄色の鮮やかな花をたくさん咲かせますが、もう少しすると種が実り始めますね。
この種を割ると中から白い粉が出てきます。昭和世代の私は小さい頃、この白い粉を集め、手の甲に塗ってお化粧ごっこを楽しんだこともあるのですが…実はこのオシロイバナも有毒植物です。

オシロイバナの毒性は種子や根にあり、誤食すると嘔吐、下痢、腹痛などの中毒症状を起こすことがあるそうです。
種を集めて中の粉で遊ぶのは楽しく感じますが、特にお化粧ごっこで粉を顔に塗ってしまわないよう注意してあげるとよいかもしれません。
意外と身近な所にある有毒植物ですが、子どもがつい手に取りたくなる植物を2つご紹介しました。
秋の行楽で目にすることもあるかもしれませんが、どうぞお気を付けて。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。

どちらも沿道や公園でよく見る草木なので、子どもにも教えておくと安心ですね。
-
リンク一覧