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12歳の子どもが巻き爪に!意外な原因は爪を切るときのある習慣だった

中学1年生の長男が、ある日突然「なんか足痛いねん」と言い出しました。
軽く「見せてみ〜」と声をかけて足を確認すると…親指の爪が皮膚に食い込み、赤く腫れていたのです。
巻き爪といえば大人のトラブルというイメージでしたが、子どもにも起こり得るんだと驚きました。今回は、長男の巻き爪体験をお話します。
腫れるまで気づけなかった足の不調
長男は中学生になり、爪は自分で切ることが多くなりました。時々私が切ることもありましたが、最近はしばらくノータッチ。
そんな中での「足が痛い」という訴え…。思春期特有の遠慮や気恥ずかしさもあり、言い出すのが遅れたのかもしれません。
皮膚科へ駆け込む
実は私自身も巻き爪を何度も経験済み。何科にかかればいいか分かっていたので、迷わず皮膚科へ。
私の経験上は「爪を一部切る処置」だったので、息子にも「多分切るでー!痛いから覚悟しときや!」と脅し気味に伝えていました。笑
最初はテーピング治療
ところが先生の判断は「まずはテーピング治療にしましょう」とのこと。
爪と皮膚の間にテーピングを貼り、爪が皮膚に食い込まないよう矯正していく方法です。
毎日貼り替えるのは母である私の役割。ところがなかなか上手にできず、結局は悪化…。ついには化膿してしまいました。
手術で痛みが改善
再度皮膚科を受診すると、先生から「切りましょう。ちょっとした手術ですね」との説明。
後日、麻酔をして爪を一部切除してもらいました。
麻酔は少し痛かったようですが、その後は驚くほど楽になり、長男も「もっと早く切ってもらえばよかった」と言うほどでした。

巻き爪の原因と予防
長男の原因は「爪を短く切りすぎて角を丸くしたこと」でした。
巻き爪予防には、一般的には角を残して四角く切る“スクエアカット”が推奨されているそうです。
靴のサイズが小さいことなども原因になるので、成長期の子どもには特に注意が必要ですね。

その後の経過
何度か消毒に通院しましたが、経過は良好。今では全く痛みもなく過ごせています。
「もう爪を切るときは角を残す!」と本人も学習したようです。
まとめ
巻き爪は大人だけでなく、子どもにも起こり得るトラブル。
特に成長期は足がすぐに大きくなり、靴のサイズが合わなかったり、爪の切り方を間違えたりしてトラブルが起こりやすい時期です。
皆さんのお子さんも、深爪や丸く切りすぎには注意してあげてくださいね。