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小6の娘から突然の「性」質問に戸惑う母!漫画で一緒に学んだ親子のリアル体験

小6の長女から「パパとママはどうやって赤ちゃん作ったの?」と聞かれました。これまで性教育はしていませんでした。私自身、親から性教育を受けたことがなく、夫ともそういう会話をしない性にオープンではない家庭です。長女にはタイミングが来たら話そうと思っていたので、まだ何も準備していませんでした。突然のことでどう話していいかわからず、「明日まで待って!本を買って勉強しておくから!」と、1日だけ猶予をもらうことにしました。
きっかけは
夫と長女は二人三脚で中学受験勉強をしていまして、理科の勉強中に精子と卵子の問題が出てきて、娘が夫に聞いたそうなんです。すると夫が「ママに聞いてきなさい」と。いや待て、このまま理科の勉強として夫から話した方がスムーズだったんじゃない?と、私に振ってきたことにモヤッとしながらも、母親の使命と思い直し、翌日本屋さんへ駆け込みました。
たくさんあった性教育の本
近所の本屋さんにおそらく5冊はあったと思います。私が選んだ本は『マンガでわかる 子どもと一緒に楽しく学ぶ性教育』です。イラストがかわいく、漫画でわかりやすくて、知ってほしい項目もたくさんありました。まず私が一通り読んで、娘の帰宅を待ちました。
「お待たせしました!この本で一緒に勉強しよう!」と読み進めようとしたのですが、「これは知ってる。学校で習ったから」と言われました。娘が知りたかったことは「自然なかたちでの妊娠(性交による妊娠)なのか、人工授精なのか、体外受精なのか」でした。結果、「最終的にはこちらの方法で(漫画のイラストを指さし)妊娠しました」と伝えると、「そうなんだ!」とあっけなく終わりました…。
その後、プライベートゾーンの再確認と、不審者への対応や性犯罪の危険性についても、改めて話しました。
今の時代、性についてオープンに話す流れになっていますが、上記の通り私自身がオープンに話してきていなかったので、今回少し戸惑いました。まだわが家の長女は好きな人や彼氏の話もないので、そんなお年頃になったら、再度きちんと話そうと思います。
『マンガでわかる 子どもと一緒に楽しく学ぶ性教育』(ナツメ社)
遠見才希子 著/荻並トシコ イラスト
1430円
6歳の次女も一緒に読みました!