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総勢16人!ママ友3家族と共に芋ほり対決に挑んだ結果~ママたち本気の2025年秋~

第1子の長男を生んで、早9年。ママになって、早9年。今までの私はママ友はいたものの当たり障りのないお付き合いが多く、どこか一線を引いていたように思います。
そんな私の元にある日入ってきた「芋ほり対決で優勝すると新米10kgとカラフルジャガイモ20kgプレゼント!」という情報。こ、これは何としてもゲットしたい…!負けられない戦いが、ここにある…!
優勝するために勇気を出してママ友に芋ほりのお誘いをし、子どもたちはもちろんのことパパたちも全員ひっくるめて、総勢16人で芋ほり対決に挑んだ2025年の秋。
ママ友と家族ぐるみのお付き合いって、実際どうなのか。ママたちの芋ほり(というより食費の節約)に対する熱い気持ちと、ママが力を合わせれば可能性は無限であること、畑で自分たちが掘ったジャガイモを食べるという食育、そして芋ほり対決の結果はいかに!?
芋ほり対決に出場するにあたり
インスタで知った「芋ほり対決で優勝したチームには新米10kgとカラフルジャガイモ20kgをプレゼント!」というなんともまぁ北海道らしいこの企画。たまたま知ったのが年少長女の親子遠足の日で、参加してみたいから勇気を出して仲良しのママたちに声をかけてみよう!と思いました。
芋ほり対決にはいくつかのルールがあり
・1チーム4人までの出場が可能。ただし小3以下は何人でも人数には含まない
・とにかく沢山の芋(北海道での芋ほりはジャガイモのことを指します)を収穫したチームが優勝
・優勝の他に2位、3位のチームにも商品が貰える。また参加賞として全チームにジャガイモ5kgプレゼント
・出場料は1チーム3000円。芋ほりに参加はしないで見学することも可能。その場合は別途1人500円が必要
このルールにもある「小3以下は何人でも人数には含まれない」というところがミソで、我が家の長男は小3。年少長女のお友達にもお兄ちゃん、お姉ちゃんで長男と同じ年の子が何人かおり、小3以下の子どもたちを沢山集めていけば、数の力で沢山ジャガイモを収穫できるのではないか、と考えたのです。
そこで親子遠足の後にママ友に早速相談。いきなり「一緒に芋ほり行かない?」と誘うのはビックリさせちゃうかなと思いつつ、直球で「芋ほり対決があって優勝したら新米10kgとジャガイモ20kgが貰えるから、一緒に参加しよう!」と誘うと、「え、芋ほり?沢山掘ったら新米10kgにジャガイモ20kg貰えるの!? 行く行くー!いつ?」と皆さんとってもノリの良いお返事が返って来て、無事にメンバー確保に成功!(笑)。
ママ友を自分から誘うのって、私にとってはハードルが高くて凄くドキドキすることでしたが、みんな「子どもたちに芋ほりの体験をさせてあげたい」という気持ちと「優勝して新米とジャガイモが欲しい」という熱い気持ちが見事にマッチし、我が家を含めた4家族合同の芋ほりチームができました。
総勢16人が集結!
当日は快晴で絶好の芋ほり日和。芋ほり会場が隣の市の少し離れたところにあったので、グループLINEで到着時間を報告しあいながら全家族無事に到着。寝坊して高速に乗ってきたお友達もいました(笑)。
ちなみに出場メンバーは各家庭のママ4人に加えて、我が家の小3長男、年少長女、Oちゃん、Oちゃんの兄小3、Oちゃんの兄小1、Tちゃん、Tちゃんの妹、K君で、大人4人、小3以下の子ども達が8人の計12人。
大人の出場は各家庭ママ達にして、パパたちには会場までの運転手(遠い農場なのでママ達みんな運転が心配で、パパに運転をお願いしました)、芋ほり中の写真撮影、芋ほりに飽きた子どものお世話をお願いしていました。せっかくのお休みに芋ほりに付き合ってくれるパパはいるのかなぁなんて思いましたが、全家庭パパも参加で総勢16人、4家族が集結!もうこれだけで子どもも大人もテンションが上がります(笑)。
いざ!決戦へ!
今回のこのイベント、とある農場での開催だったのですが、ジャガイモを収穫するのに人手が必要で開催されることとなったようで、とにかくジャガイモを沢山収穫してほしいとのこと。
前半30分、休憩45分、後半30分の計1時間の間にとにかく沢山のジャガイモを収穫したチームの勝ち。チームごとに大体の畑の芋ほり場所は決まっていましたが(クジにより決まりました)、他所のチームの場所に乱入してもオッケー。収穫したジャガイモはコンテナに入れていき、コンテナの数を最終的には数えます。
ただこのコンテナ、なかなか沢山のジャガイモが入りそうで、一体いくつ分くらい集めれば優勝できるのか…。
とにかく優勝賞品の新米とジャガイモを沢山持ち帰るためには、1つでも多くのジャガイモを収穫するしかない。ここからママたちの目の色が変わります(笑)。
前半が始まるまでの短時間で作戦を立てて、ママたちは隣のチームとの境目辺りを狙って芋を掘り、小学生たちはチームの陣地内の好きなところ、年少の子どもたちは畑の中心でパパたち見守りの元で芋ほりしよう!と緻密な作戦をたてました。
後に夫は「ママたちがマジ過ぎた。子どもと一緒に楽しく芋ほりするのかと思ったら、ママ1人1人がガチで芋を掘り始めてて、子どものことなんて全く眼中になくて、本気で優勝したい気持ちが伝わった。ママの本気、凄い!」と感想を述べていました(笑)。
とにかくスタートの合図とともにダッシュで各持ち場へ別れたママたちは芋を掘って掘って掘りまくる!のですが、屈む姿勢が腰にくる…
開始何分経ったか夫に聞くと「え、まだ3分しかたってないよ」…優勝への道、遥か彼方へ…。

子どもたちの様子
ママたちが息切れしながら本気で芋ほりをしている最中、年少の子どもたちは一塊になってパパたち見守りの元、仲良く芋ほり。大きなお芋や変な形のお芋を見つけて笑いあったり、土で遊んだり、和気あいあいと楽しそうでした。
休憩を挟んだ後半戦ではまさかの芋ほりには参加せず、畑の横で持参してきたお菓子を食べながらまさかのお菓子パーティーが繰り広げられていました(笑)年少の集中力なんてそんなものですよね(笑)。
でもみんなと幼稚園の外で会って芋ほりをして一緒にお菓子を食べて…楽しくて素敵な体験ができたと思います。そして持ち帰った沢山のお芋で様々な料理を作りましたが「これお友達と掘ったお芋だよね、美味しいね」と良い食育の機会にもなったようです。
小学生組はとても戦力になりました!息も絶え絶えなママたちを横目に(笑)元気に芋を掘って掘って掘りまくる!30分間飽きることなく、ママたちと一緒に芋を掘り続けてくれました。
後半の最後の方は陣地の芋はほとんどなくて、他のチームの陣地にお邪魔に行ったり、ひたすら土を掘りまくってなんとか芋を探し当てたり、楽しそうなイメージな芋ほりでしたが意外にもハードで大変だということを開始5分で感じました。

結果はいかに!?
前半戦が終了した時点で一度、途中経過の発表がありましたが、その時にはまさかのコンテナ数34個で2位に10個分以上の差をつけ、ぶっちぎりの1位でした!!
ですがこの芋ほり対決には魔物が潜んでいるようで、大抵前半戦が終了した時点で2位、3位のチームが優勝することが多いのだそうです。
これは私も感じたのですが、前半に沢山掘りまくったからか、後半は掘る芋がほとんどなくて全然収穫できずなんですよね。それでも必死に芋をかき集めたママと小学生組。(年少組はお菓子パーティー中)
後半のコンテナ数は17.5で計51.5個分のコンテナに芋を収穫し、2位と7個以上の差をつけ優勝することができました!!
これにはママたち大喜び、そして大興奮!みんなで「新米が食べられる!」と盛り上がりました(笑)。
参加賞のジャガイモ5kgの他に優勝賞品のカラフルジャガイモ20kgも全て4家庭で山分けし、沢山の食材に「家計が浮くね」と顔を見合わせてママ同士にんまりしました。

1人ではこんなにも大量の芋を集めることはできなかったし、ママたちのみならず子ども達の力があったからこその優勝。そしてママになってこんなにも頑張ったことって育児ぐらいしかなかったので、皆で力を合わせて何かを成し遂げることって楽しいし、夢中になれるママの頑張る姿を子ども達に見せることができたのも、良かったと感じています。
ママ友を誘うのに勇気は要りますが、楽しい体験ができたので勇気を出して良かったと思いました。

ここ最近は芋料理が続く我が家です(笑)。