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【クセになる楽しさ】ふわふわのオーガニックコットン収穫体験!

こんにちは!先日、5歳と3歳の息子たちが「これは何〜?」「あれは何〜?」と質問してきました。質問は家にあるものばかりで、床を指しながら、「これは何でできているの?」とか、「壁は何でできているの?」など、素材について興味を持ったようです。たまたまオーガニックコットンの収穫体験イベントがあることを知り、いつも着ている洋服はコットンでできているんだよ!と説明すると興味を持ってくれたので、イベントに参加することにしました。
知っているようで、知らなかったコットン!
私自身、洋服の生地=コットンというイメージはありましたが、そのコットンをじっくりと触った経験はありませんでした。子どもたちにも、洋服の生地になる素材だよという説明と、ふわふわした雲みたいだよ〜という事しか知識がなかったので、少し調べてみました。
まず、コットンとは実からとれる綿毛を繊維として衣類などに利用する植物です。種からは、綿実油という食用油も採ることができるそうです。
また、今回体験したのはオーガニックコットンだったので、「オーガニックコットン」の定義というと、3年以上農薬や化学肥料を使わず、自然由来の有機肥料のみで栽培されたコットンのことだそうです。(日本国内では綿自体がほぼ栽培されていないため、有機JASマークの入ったオーガニックコットンはないそうです)

オーガニックコットンの収穫開始!
収穫は開花後の9月下旬から1月にかけて始まります。コットンボールの中の圧力が高まり、ボールの先端から裂け始めると、約5日で中から綿がはじけてきます。
収穫する綿は、成熟したもの(実が完全に開き、綿がモコモコと垂れ下がっているもの)で、手で摘まむと簡単に取れます。この取る瞬間のポコンとした感覚がなんとも楽しく、大人も子どもも夢中で収穫してしまいます。ふわふわの綿は本当に気持ちよくて、集まるふわふわの綿がなんともかわいいです。
これだけでも十分に親子で収穫を堪能した気分になりますが、まだまだ続きます!綿を取った後は、綿繰り作業に移ります。

綿と種を分ける綿繰り作業
たくさん収穫した綿ですが、このままではふわふわの綿の中に種が入った状態です。綿繰り機という機械を使って「綿」と「種」を分けていきます。こちらもチョコボールくらいのひとかけらを棒の間に差し込み、取っ手を回していくと、綿だけが棒の奥へ繰り出され、種は棒の手前に残されるという構図になります。このように綿繰りをした綿は本当にふわふわで、とても気持ちよかったです。この取り出された種はまた畑にまかれ、オーガニックコットンを作るというサイクルが生まれているそうです。

身近なものの素材を知ることでありがたみを実感できる
今回、オーガニックコットンの収穫体験をさせていただき、自分たちが普段着ている綿がどうやってできているのか、洋服ができ上がるまでの一部の工程を知ルことができて、私自身もすごく勉強になりました。実際の綿を触った時のふわふわした柔らかさが気持ちよくて、本当にびっくりしました。それぞれの素にはの特性はありますが、身につける衣服は、自然素材からできているものを子どもたちにも着用させたいなと感じました。子どもたちも収穫と綿繰り機のどちらも楽しかったようで、良い経験ができたなと思います。
ぜひ、自分たちが身につけているものだからこそ、親子で参加することをおすすめします。オーガニックコットン収穫体験のイベントを見つけたら、やってみてください。
