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わんぱく双子男児とゆるゆるシングルワーママ

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【年中で転園】こども園から幼稚園へ。実際どうだった?体験して分かった意外な違い

【年中で転園】こども園から幼稚園へ。実際どうだった?体験して分かった意外な違い

保活の時期になると、どうしても頭をよぎる「保育園とこども園と幼稚園、どれがいいの?」問題。
ネットやSNSを見ても、園によって内容がバラバラで、何を信じていいか分からない…なんてこと、ありませんか?

私もその1人でした。
そして、結果的にわが家は「2つの園を経験する」という流れに。
1歳児クラスから年少までは幼保連携型認定こども園、年中からは幼稚園へ転園しました。

この経験を通して感じたリアルな違いや、園選びで意識してよかったことを、まとめてお伝えします。
これから保活を始める方や、転園を考えている方の参考になればうれしいです。

わが家の園データ

・子ども:現在年長さん
・1歳児クラスから年少まで→幼保連携型認定こども園
・年中から→幼稚園に転園

実はわが家、事前の下調べや見学をせずにこども園へ入園しました。
ちょうどコロナ禍もあり、園の見学が出来なかったのです。
「入れればどこでもいい!」という気持ちでしたが、今振り返ると、「もっと話を聞いて決めればよかったな」と思う部分もありました。
園によって方針が本当に違うんですよね。

こども園のリアル|「安心感」と「厳しさ」のバランス

共働き家庭にとって、こども園や保育園はとてもありがたい存在。
わが家も、当時は預かり時間の長さに大助かりでした。

<良かったところ>
・イベントが少なく、保護者の負担が少ない
・運動会や発表会など最低限の行事だけで、仕事との両立がしやすい
・延長保育などもあり、時間の融通がきく
「親に優しい園」という点では、本当にありがたかったです。

<大変だったところ>
一方で、通っていた園はかなり“しつけ重視タイプ”でした。
登園・お迎えの時間にとても厳しく、1分遅れても注意を受けていました。
また、
・ご飯の食べ方(箸の持ち方や三角食べなど)
・姿勢や話の聞き方
・自由遊びのルール(学年によって遊べるものが限定)
と、細かい決まりごとがたくさんありました。

もちろん「生活習慣がきちんと身につく」という良さもあります。
実際に子供は打たれ強くなったし、箸や鉛筆の持ち方も上達。先生方には頭が上がりません。
でも、当時のわが子には少し窮屈そうにも見えました。
毎朝の支度や登園・園生活では、「楽しい」気持ちの中にも「きちんとしなくちゃ」という気持ちもあったように思います。

季節ごとに制作をよく持って帰っていました

幼稚園に転園して感じたこと|「お金はかかるけど、世界が広がった」

正直、お金はかかります。でも、それ以上にリターンが多いとわが家が感じたのは、幼稚園でした。
まず感じたのは、「子どもの表情がいきいきしている!」ということ。
園外保育や行事が多く、日々いろんな体験をして帰ってきます。

<良いところ>
・園外活動や制作など、体験の幅がぐんと広がった
・イベントが多く、子どもの成長を見られる機会が増えた
・先生方の熱量が高く、子どもに対する関わりがとても丁寧

そして何より、子どもが「幼稚園たのしい!」と自分から言うように。
親としても、日々の成長を感じる瞬間が増えました。

<大変なところ>
・制服や教材など初期費用がかかる
・月謝もこども園より高め
・行事が平日に多く、仕事の調整が必要

保護者同士のつながりもこども園より濃く、最初は少しドキドキしました。
でも、途中入園でも、ママ友がいなくても大丈夫。
必要なことは先生との連絡帳で十分伝わるし、行事で会えば自然にあいさつできるようになります。
“関わり方に正解はない”と感じました。

イベントの力の入れ具合に驚く日々

預かり保育のリアル

入園の際に園長先生から聞きましたが、幼稚園も共働きで働く家庭が多いようで、預かり保育を利用されている人も多いとのこと。

ただ、実際に預けてみるとこども園と違って、
・最終に近い時間は2〜3人くらい
・土曜保育は5人未満
この点は大きく違いました。
寂しがるかなと思いきや、「先生を独り占めできる!」と子どもは嬉しそう。

転園って大変?実際の流れと子どもの様子

わが家は年度途中ではなく、年度の切り替え(4月)で転園しました。
当時は「環境がガラッと変わって大丈夫かな…」と正直心配でした。
でも転園前に子どもと一緒に見学に行き、「ここに行きたい!」と子ども自身が言ってくれたことで、気持ちの準備ができたように思います。
最初の1か月は緊張していましたが、徐々に友だちが増えて、今ではすっかり園生活を楽しんでいます。
「今のほうが楽しい!」と笑顔で言ってくれる姿を見て、転園して本当によかったと思います。

発表会も本格的!

園見学で見てほしいポイント5選

園選びのときに、「ここを見れば雰囲気が分かる!」と個人的に思うポイントをまとめました。

1.先生の雰囲気:子どもへの声かけの様子
2.園児の様子:過ごし方(のびのび、キビキビ)、表情
3.遊びの自由度:遊具や園庭の使い方をチェック
4.行事の頻度:働き方との相性を考える
5.給食 or お弁当:家庭の負担に直結

通っていた園では、
こども園→園内で完全手作り(給食・おやつ)。おかわり可能
幼稚園→配給弁当(週1でお弁当)、おやつは市販のお菓子。おかわり不可
今の幼稚園は給食もおやつも量が決められていて、わが子的には少し足りないようです。

園ごとに方針が違うので、「完璧な園を探す」よりも、自分の家庭に合っている園を見つけることが大切だと感じます。

まとめ|どちらが正解?答えは「その子と家庭しだい」

保育園にもこども園にも幼稚園にも、それぞれの良さがあります。
私の経験上、こども園は生活リズムや自立がしっかり身につく安心感。幼稚園は子どもらしい経験や表現力を伸ばす機会の多さ。

大事なのは、「どんな環境なら、この子が笑顔で過ごせるか」。
そして、親自身が無理なく続けられるかどうかだと思います。

実際に2つの園を経験して感じたのは、「どんな園でも、家庭での笑顔とサポートがあれば大丈夫」ということ。
完璧な園を探すよりも、「この園、なんかいいな」と感じた直感を大切にしてくださいね。

※園の比較や感想は個人的体験によるものです。園によって方針・環境など違いますので、気になる園はご自身で調べることをおすすめします

保活や園選びは、子どものこれからを思うからこそ悩むもの。
保育園もこども園も幼稚園も、それぞれの良さがあります。
素敵な園に出会えますように!

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埼玉県

natsuki

わんぱく双子男児とゆるゆるシングルワーママ

やんちゃな双子(年長)に日々振り回されているシングルワーママ。料理×美容×お出かけが大好き!日常やお出かけ色々発信。将来の夢は子どもとバイクツーリングに行くこと!

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