公開 :
産後ママは特に注意!発症するとつらい「ばね指」って知ってる?

皆さんは「ばね指」という症状をご存知ですか?腱の炎症によって指の曲げ伸ばしがスムーズにできず、「カクッ」と弾いたように動くのが特徴の症状です。
実は私、この「ばね指」に1年近く悩まされました。今回は、発症から治療までの体験談をお伝えします。
※症状により治療方法などが異なる場合がございますので、あくまで私個人のケースとしてご参考にして頂けますと幸いです。
指が動きづらい?その日は突然やってきた…!
次女を出産して約1年経った2024年の冬、朝起きると左手の人さし指が曲がったまま固まって動かせなくなっていました。
しかし、力を入れればゆーっくりギギギと動かせるレベル。
重いものを長時間持ち上げた時に指が曲がったまま固まってしまうあの感覚と全く同じものでした。
「寝違えたのかな?」と軽く考え、しばらくしたら治るだろうと放置していました。
毎朝指が固まるように…そして痛みも出始める
違和感を感じ始めてから数カ月後、冒頭にお伝えした「バネ指」の症状が出始めました。そして、少し曲げただけでも痛みを感じるようになりました。
それでも私は、「曲げなければ痛くないし、冬の寒さのせいもあるだろうから、暖かくなったら治るだろう」とまたまた放置してしまっていました。
次女がまだ1歳ということもあり、気軽に病院に行けない為、先延ばしにしてしまっていたのです。
しかし春になっても治らず、とうとう、子供たちをだっこするだけで激痛が走るように…。
意を決して整形外科へ。診断はやっぱり「ばね指」
整形外科にてレントゲンを撮ってもらったところ、やはり「ばね指」との診断。
治療方法は「とにかく安静にして炎症を抑える」とのことで、鎮痛剤を頂きなるべく人差し指を使わないよう気を付ける生活になりました。
ただ、もう少し炎症が酷く、日常生活に支障が出るレベルになっていた場合は、ステロイド注射、最悪の場合は手術が必要になるケースもあるそうです。
レントゲンを担当してくださった技師さんも手術経験があるとのことで、「ばね指って意外と多いんだ」と驚きました。
まとめ:どうして発症した?原因を考えてみた
原因の多くは「手の使いすぎ」ですが、実はホルモンバランスの変化も大きく関係しているそうです。
ホルモンバランスが大きく変化する時期は、血行不良によって腱鞘が狭窄する為、ばね指になるリスクが高まるとのこと。
なので、妊娠中、産後、更年期など「ホルモンバランスが大きく変化する時期」は注意が必要ですね。
私の場合は、「出産によるホルモンバランスの変化」と「ベビーカーの使用・抱っこによる手の使いすぎ」が原因だと思いました。二人目の出産だった為、一人目をだっこしながら無理やりベビーカーを引く場面もあったので、心当たりは大いにありました。
2025年10月現在、体調により発症する場合もありますが、ほとんどの日はスムーズに動かせるようになりました。
これから寒くなる季節、冷えにより体に不調が出やすい時期ですので、ちょっとの不調でもなるべく放置せず、皆さんもお気をつけください!