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とっても地味なのにとっても喜ばれた、一歩も動かずにできる遊び

お絵かきが大好きなお子さんに朗報です。塗り絵を作ってみませんか?「作る」と言っても大げさではなく、要するに1本線で描いた絵に大人が色を塗るだけです。この工程が5歳の娘に喜ばれ、また私の気晴らしにもなったのでご紹介します。
「大人の塗り絵」の効果は?
本屋さんでもよく見かける、大人用の塗り絵。ストレス解消とリラックス効果があると言われています。また鉛筆を持つ機会が激減している昨今、手先を無心に動かす作業は新鮮です。身体を動かして遊ぶパワーがないのに、娘が構ってモードのとき、私は「塗り絵くれ……」とお願いしています。

「子どもが作る塗り絵」の面白さ
さあ塗ろう!というときに、まず「これはなに……?」と考える機会の多さが魅力的。育児を通してつくづく思う、掴みどころのない子どもの絵。塗る作業を通して、その謎の世界観に浸れるのはきっと今だけです。また私の娘はカラフルに塗れば塗るほど喜ぶので、顔の色さえもピンクや黄色に染めることもあります。

これはピカソか!?
そもそもカラー版が思い浮かばない子どもの絵に色を塗り終えると、なかなかの傑作になります。「ピカソか!?」とツッコミたくなる出来栄えになることもしばしば。原画は娘なのに、自画自賛が止まらない。飾りたくなります。良いことづくしです。

まとめ
日に日に進化する子どもの絵、その筆跡に触れることは、今しかできない遊びのひとつだと思います。目まぐるしく過ぎていく日々の中で、気持ちを整える上でも効果的な塗り絵。みなさんも親子でひとつ作品を作ってみてはいかがでしょうか?
動かずにできる遊び。だるいときほど、お試しあれ。