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秋になるとなんだか落ち込む?季節の変わり目に心が疲れるママ・パパへ

夏の慌ただしさが落ち着き、秋の風を感じるようになりましたね。空が高くて気持ちがいい反面、なんとなく気分が沈みがちになったりすることありませんか?
子どもの行事ラッシュが終わってホッとした途端、どっと疲れが出たり、やる気が出なくなることもあります。実はこれ、秋によくあることなんだそうです。
行事が続いたあと、ふと気持ちが落ちた日
つい先日まで、運動会などの行事続きでバタバタしていた我が家。ようやく一段落したと思ったら、気が抜けたようにどっと疲れが出て、なんだか気持ちも沈みがちに。
「頑張らなきゃ」と思う反面、体も心もついてこなくてしんどくなってしまいました。
そんなときに私は、無理に元気を出そうとせず、あえて好きなことに時間を使ってみました。晩酌でお気に入りのお酒をちびちび飲んだり、寝る前に静かに読書したり。そうしているうちに、心のざわつきが落ち着いていくのを感じました。
秋に気分が落ちやすい理由
私が学んだ心理学の見方では、秋は気分が沈みやすい傾向があるとされています。
日照時間が短くなると気分に影響が出てしまう人もおり、こうした変化には“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンなどの働きが関わるとする説もあります。
さらに、夏の疲れが残ったまま新学期や行事が始まることで、気づかないうちに心身に負担がたまっていることもあります。少し元気が出ないのは、怠けではなく自然な反応なんです。
気分を整える「心の衣替え」3ステップ
1.朝の光を浴びる
カーテンを開けて朝日を浴びるだけでも、セロトニンの分泌が促されて気持ちが整いやすくなります。
2.何も予定を入れない日をつくる
秋は行事やイベントでスケジュールが詰まりがち。だからこそ「予定を入れない日」を決めて、心の余白をつくることも大切です。
3.小さな楽しみをひとつ持つ
お気に入りの飲み物を買ったり、秋の夜にアロマを楽しんだり。そんな小さな楽しみが、前向きな気持ちにつながるかもしれません。
ゆらぎは心のリズムの一部
秋の落ち込みは、弱さではなく変化に敏感である証拠かもしれません。
自分を責めず、頑張ろうとするのでもなく、少しペースを落として心の衣替えを意識してみてはいかがでしょう。
穏やかな気持ちで秋を迎えられたら、子どもだけじゃなく自分自身の成長にもつながるのかもしれませんね。
※心身の不調が続く時は、無理せず医師にご相談ください
お洋服だけじゃなく、心の中も衣替え。