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ひと手間加えて、1年中使えるゼロ円工作材料に! いろどりの秋を保存する方法

どんぐりや木の実、きれいな落ち葉など、秋の地面は魅力がいっぱい。我が家の5歳児は、集めるのも好きだし、工作も大好き。そんな彩り豊かな素材を長く堪能するにあたり、幼稚園の先生やママ友に教わった保管術をご紹介します。
彩りそのままに、押し葉
新聞に挟んで、絵本など重みのあるものを上に乗せて1週間ほど経つと、彩りそのままにきれいな押し葉となります。イチョウやモミジはすぐにくるんと丸まってしまうので、鮮度の良いうちに挟むのがポイント。我が家では「押し葉を作るぞ!」というときは、不要な雑誌や新聞紙を持ち歩いてその場で挟んでいます。


王道どんぐり様
どのご家庭も避けては通れないどんぐり。我が家は茹でて虫対策をし、乾かしてダイソーのニスを塗って、ピカピカにしています。ニスをひとつひとつ塗るのは果てしないので、袋の中にどんぐりと少量のニスを入れて揉み込むと早いです。ちなみにこのような作業しなくても比較的虫が出てこない品種はマテバシイ。皮が分厚いようです。大きくて使いやすいので、見つけたらラッキー!

ちなみにキリで穴を開ける場合は、皮が硬くなる前に。拾いたてか、茹でたての状態がベスト。今しかできない工作もぜひお楽しみください。

どう保管している?
葉っぱ類は空き箱に新聞紙を敷いて、その上に置き、またその上に新聞紙を被せています。押し葉にする過程でしっかりプレスして乾燥させているので、私の場合、虫が発生することはありませんでした。この方法は、幼稚園で教えていただきました。

どう使っている?
押し葉や木の実は、セロテープで貼ったり、廃材にボンドでくっつけたり。今年の夏休みには、昨年の秋の素材を組み合わせてケーキを作りました。
どんぐりはお金になったり、人形になったり、すごろくのコマになったり…可能性だらけです。年々活用の幅が広がり、子どもの成長を感じます。


まとめ
実りの秋を長く楽しむ方法をご紹介しました。長期保管に大切なのはしっかり乾燥させること。だんだんパリパリになっていく過程も、子どもは興味津々です。「拾って終わりじゃ勿体ない!」から始まった我が家の秋閉じ込め作戦。今年の秋もがんばります!
注:本記事は筆者の体験に基づく情報です。保管や加工の際はお住まいの環境や素材の状態を確認し、安全に注意して行ってください。
色も形もバラバラだから楽しい自然物、みなさんもぜひご活用ください