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【幼稚園のお祭り】全家庭にお願いしたこと、その結果に胸いっぱいになった話

年少の長女の幼稚園で今年初めて役員を担っている私。役員の仕事の中でも一番のメインであるお祭りが先日無事に終わりました。
現在小3の長男の時には新型コロナウイルスの感染流行のため、一度も行われなかった幼稚園のお祭り。イベントが開催されること自体ありがたいことなのですが、準備がとにかく大変でビックリしました…
そんなお祭りでは毎年ある問題が発生していて、役員会でもその問題をどうやって解決するか話し合いが行われていました。
いろいろ考えた末、ある方法を行ったことで当日のお祭りはとってもスムーズに開催され、全ご家庭に感謝の気持ちでいっぱいに…
慣れない役員の仕事は大変でしたが、私自身が学ぶことが多く、とっても楽しかった幼稚園のお祭り。まさかこの仕事が役に立つとは思いませんでした。
幼稚園のお祭りで毎年発生していた問題
長女の通う幼稚園では毎年、園児の父母が主体となって開催されるお祭りがあります。年に一回のお祭りですが、食べ物を売っているコーナーや手作りのオモチャが作れるコーナー、制服や園指定ジャージを販売するバザーのほか、制服柄のアクセサリーやお弁当袋、コップ袋を販売するコーナーもあり、盛りだくさん。」。
私は今年が初めての役員で初めてお祭りを『行う側』になったのでわからないことが盛りだくさんでしたが、周りの役員の方は何度も務めている方たちが多く、要領をわかっているので準備も非常にスムーズに進めることができました。
ただ毎年問題になることの一つとして【釣銭】の問題が浮上しました。
高い利益を求める訳ではなく、園児が楽しんでくれることを第一に考えたお祭り。もちろん利益が出るに越したことはないのですが、利益は進級・卒園時のプレゼント代に使われたり、園にボランティアに来てくださった方へのお礼としてお渡ししたり、園児に還元されています。
そのため食べ物の代金も去年は焼き鳥1本80円となかなかお手頃なのですが、計算の手間と釣銭の準備が大変なんだそう。去年は途中でお釣りの10円玉が不足し、別のコーナーに10円玉を借りたり小銭での支払いをその場でお願いし、釣銭の確保に非常に苦労したのだそう。また最終的な集計もコーナーごとに出すのですが、10円玉の移動が何回か発生したためいくらなのかわかりづらくなってしまったんだとか。
今年は物価高の影響と計算の手間、釣銭の渡し間違い防止といった観点から焼き鳥は1本100円とし、他の商品も50円、100円と計算がしやすく、またお釣銭も10円玉を渡さなくてもいいように工夫することになりました。
ただそれでもきっと50円のものを千円札で購入しようとする方もいるだろうし、過去には一万円で支払おうとした方もいたようで…そもそも最初の釣銭自体、金種ごとにいくら準備すればよいのか役員で頭を悩ませました…
全ご家庭にお願いしたこと
そこでお祭りの数日前に幼稚園から各家庭にアプリで配信される園情報に、役員一同からとして【小銭持参のお願い】の配信を行うことにしました。
文面は役員が考えなければならないため、書記係の私が全て考えました。&あんふぁんで日々文章を作っているだけあってか(?)他役員さんにも確認していただきましたが、一発オッケー!
ただどれだけの家庭が配信された文章を読んで、小銭の持参に協力をしてくれるのかは未知でした。
なので最低限の釣銭の準備はして迎えたお祭り当日。たくさんの家庭がお祭りに来てくれて、たくさんの子ども達の笑顔を見ることができました!
あくまでボランティアとしてやっているので報酬はもちろんないのですが、子ども達の嬉しそうな顔や楽しそうな笑顔が最高の報酬で、準備は大変だったけれど子ども達のために頑張った甲斐はあったと強く思いました。
そしてお祭りが終わって集計作業が始まりましたが、どの家庭も小銭を準備してくれてきたので小銭がわんさか。ふたを開けてみればお札での支払いはほとんどなく、100円玉、50円玉の多いこと多いこと。おかげで手作業での集計が大変でした(笑)
どのコーナーも今年は釣銭に苦労することはなく、利益をしっかり出すことができたので、また子ども達に還元することができそうでほっと一安心しました。本当に良かった!
きっと届いてると信じて
園から配信された情報をどの程度の方が見ていて、協力しようと動いてくれるのか。全く予想もつかず不安な気持ちのままお祭り当日を迎えましたが、ほぼ全ての家庭が協力してくださったからこそ今回のお祭りは全体的にスムーズに進み、参加してくれた方たちもお祭りを開催していた役員たちも、皆が楽しめるお祭りになったんだと思います。
在園児のみならず、卒園児の子たちもたくさん遊びに来てくれて、これから入園を控えている子たちも来てくれて、地域とも繋がっているお祭りであることを体感しました。
自分の考えた文章が人に届くこと、そしてその人の行動を変えていくことを身をもって経験し、私にとっても素敵な思い出になった今回のお祭り。
全家庭に感謝の気持ちでいっぱいになり、心が温かくなりました。協力してくれてありがとう!の感謝の気持ちで胸がいっぱいに。
役員の仕事は大変ですが、こういった経験ができるのも醍醐味の一つ。任期まであと半年ほどですが、最後まで頑張りたいと思います。
書記係りになったのは自己紹介で「ライターのような仕事をしています(&ブロガーズのこと)」と言ったから。その割に機械音痴で申し訳なく思う今日この頃です…