公開 :
性教育苦手ママ「赤ちゃん、どうやってお腹に入ったの?」90年代の絵本に頼った話

次女を授かり出産に至る過程で、5歳娘から大量の「なぜ」攻撃を受けました。「良い機会だ!」と思いつつ、その手の話が苦手な私はしどろもどろ。そんなときに図書館で娘がたまたま手に取った本に救われたのでご紹介します。

ママがたまごをうんだ!
誤魔化したくなる大人の心情描写まで的確。主人公が子どもなので、コミカルさを交えつつもストレート!そして、どのような動物にも生物学的な「男」と「女」があり、子どもはその間で授かるものというスケールの大きい結論にも納得できます。

おへそのひみつ
この本を読んで、お腹へのグーパンチや馬乗りがなくなりました。特に、おへそをいたわるようになりました。これも主人公が子どもなので、5歳児が共感できる言い回しが多かったようです。また、自分がどういう過程で育ち、産まれたのかを理解して、説明できるようになりました。

「守る」より「仕組み」がヒット
娘を育てる過程で、性教育を受ける機会や話し合う機会はこれまでもあり、そのときにおすすめされた絵本には一通り目を通したつもりです。
ただ今思えば「身体を守る」ことに重きがおかれた本が多く、直接的な表現が避けられていたように思います。私にはそのくらいがちょうど良かったのですが、娘の反応を見ていると手応えが感じられずにいました。なるほど、この子は「仕組み」を知りたいのだなと気付かされた2冊でした。
聞いてくれるうちが華
私は小学1年生のときに弟が産まれました。ただ、赤ちゃんが生まれる過程について両親と話した記憶はなく、「恥ずかしいこと」「聞きづらいこと」という認識を今も拭えずにいます。学校でもそのような授業はありましたが、友達とくすくす笑っているようなタイプでした。だから娘がストレートに聞いてくれることに怯えながらも、ありがたいことだなと思っています。
まとめ
「性教育 絵本」で検索するといろいろヒットしますが、図書館や本屋さんでぱっと目についた本や、子どもが手に取った本こそ、これからも大切にしたいなと思います。そこで得た言葉を頼りに、性について真正面から話し合える関係を築きたいです。
いろんな角度から性を描く作家さんに、感謝感謝です。


























