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カタカナの「シ」と「ツ」はなんで似てるの?5歳児の疑問を徹底調査

娘が熱を出して1日一緒に過ごした日、前々から聞かれていたことについて調べて、答えてみました。
5歳児への説明
カタカナはね、中国(ちゅーごくってなに?はスルー)からやってきた「漢字」が元になっとんやって。昔の人が、この難しい漢字を簡単に書くために作ったらしい。漢字の一部をとって作ったのがカタカナなんよ。「シ」と「ツ」はたしかに似ているけど、元になった漢字は全然違うんやって。※諸説あります
5歳児の反応は?
まず「シ」の成り立ち

		5歳:これ「え」みたい。なんで「え」にならなかったの?
32歳:たしかに…。ちなみに「え」は「衣」が元の形らしい。
	
つづいて「ツ」の成り立ち

		5歳:なんで「川」を横にしたら「ミ」なの?
32歳:あ〜そういう字あるよね…
	

		5歳:なんでひらがなの「ぺ」とカタカナの「ぺ」は同じなの?
32歳:あ〜そういう字あるよね…(2度目)
5歳:これなんて読むでしょう!
32歳:大きな「ひ」…ひぃぃぃぃ(大声)
5歳:なんで?
	
あなたは何を求めてるの?
本題からズレにズレて、多分納得はしていなくて、この後私はリタイア。こういうときに一緒に突き詰められたら、未来のノーベル賞受賞者になるのかな…なんて幻想を抱いては、反省します。そもそも答えなんて求めていないのか、考えること自体を楽しんでいるのか、5年の付き合いをしてもまだまだ掴めない我が子です。
せっかく調べたので…
		遡ること1000年以上前の9世紀初頭、漢字から一部を切り取った「カタカナ」が生まれました。その後100年ほど遅れてひらがなが生まれたそうです。つまりその成り立ちは、学校で習う順番とは逆…。結果から知るわけだから、「なぜ」となるのも当然です。
ちなみに戦前はカタカナ、ひらがな、漢字の順で習っていたそうです。昔の子も「シ」と「ツ」で苦労したり、読み間違えたりしたことがあったのではないかと思いを馳せました。
	

まとめ
正直「シ」と「ツ」がなぜ似ているかなんて知らなくても支障ない。「川」が「ミ」のように横向きになることなんてないし、「ぺ」以外にもカタカナに似たひらがななんてたくさんある。ただ、物事を要不要で判断して無駄を省きたがる自分と、とにかく突き詰めたい娘だったら、娘のほうが楽しいだろうなと思いました。きっと今しかない感性に、ほどほどに浸りたいと思った出来事でした。

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