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【転勤族】年少・5月入園を選んだ理由。良かったことと苦労したこと

幼稚園や保育園への入園を見据えた願書提出の季節が巡ってきました。一旦は決めても、入園まで半年弱。何が起きるかわかりません。もうすぐ年少というタイミングの2月末に「転勤」の命令が下った我が家。とにかく「焦らない」ことを心がけ、敢えて入園のスタートを遅らせた経験談です。
引っ越しスケジュール
2月末 内示
3月頭 物件決定(オンライン内見)
転居先から通園可能な園をピックアップし、電話で空き状況の確認
3月末 引っ越し
4月10日頃 改めて幼稚園へ問い合わせ、見学開始
4月20日頃 幼稚園決定、物品購入など
5月(GW明け)登園開始
5月入園のメリット
(1) 新天地に慣れる時間がある
支援センターや図書館、イベントに出向いて、情報収集に励みました。また実際に住んでみると坂道が多かったり、道が狭くて毎朝渋滞していたり。周辺環境を把握したうえで幼稚園を選択できたことが良かったです。園バスを見かけるたびに、幼稚園名を知るべく目を凝らしたのも良い思い出です。

(2) 普段の様子が見られる
特に「朝の登園風景」は貴重でした。施設見学とは別で、新学期が始まって通常保育が始まった状態を見られたところが良かったです。親御さんの雰囲気や、門に立っている先生の数、朝の過ごし方など、全然違いました。百聞は一見に如かず。
(3) 物品の要不要が冷静に判断できる
半年間の未満児クラスを経て転園した娘は、まだ新品に近い用品が多々ありました。園を決めてから入園まで時間があったので、それらをすべて持っていって、先生方と判断できたところが良かったです。
デメリットは「孤独」
3歳児と新天地で過ごす1ヶ月。最初は入園までのんびり町探検しよう、という感覚でした。ただ、引っ越すまで1日幼稚園にいた娘と日中パート勤めをしていた私。二人きりの自由時間は想像以上に長かったです。当然平日の公園に同じ年頃の子の姿はなく、支援センターに足を運ぶもそこは小さい子ばかり。油断すると生活リズムも乱れるので、「今日は何しよう」「明日はどこへ行こう」と考える日々でした。

「家庭で過ごす時間が一番大切です」
今通う園に見学に行った際、励まされた言葉です。意図的に延期した入園までの1ヶ月が、娘にとってどんな時間だったかはわかりません。幼稚園で同世代の子と遊ぶほうが楽しかったかもしれません。ただ道に迷いながらも娘の手を引いて、いろんな場所へ足を運んだ「家庭で過ごす時間」は、わたしにとって「きっと大丈夫」と思うために大切な時間でした。

まとめ
子どもを連れて飛び込む新しい環境は、親子ともども不安が尽きません。義務教育が始まると、私のようなマイペースな選択は不可能だと思いますが、それまではゆっくり慣れていくことも一つの手です。
初心を思い出す季節、大きな決断こそ焦らずに!


























