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忘れてない?定期検診。ピンクコンテナが思い出させてくれた“あの運動”

数年前、家族旅行で空港に行ったときのこと。
JALの貨物エリアに、いつもと違う色のコンテナを見つけました。グレーのコンテナが多い中で、ひときわ目立つピンクのコンテナ。
「え、かわいい!なんでピンクなんだろう?」と気になって調べてみたら、それはピンクリボン運動を啓発するデザインコンテナだったんです。
ピンクリボンって?
10月が「ピンクリボン月間」とされているのをご存知ですか?乳がんの早期発見・早期治療の大切さを伝える、世界的な啓発運動の推進月間です。毎年10月になると、街のライトアップや企業の取り組みなどでも目にすることがあります。
でも正直、「まだ先の話かな」「忙しくて時間がないし」と思って、つい後回しになってしまう方も多いのではないでしょうか。
ママになっても、自分の身体を後回しにしないために
育児や家事、仕事に追われる毎日。
子どもの健康にはすぐ反応できるのに、自分のこととなると「まぁ大丈夫か」と後回しにしてしまう。
私もそうでした。でも、「家族の安心のためにこそ、自分を大事にする」って、やっぱり大切なんですよね。
私自身の体験から感じたこと
実は高校生のとき、胸に小さなしこりを見つけたことがあるんです。最初は「張りかもね」と言われて様子を見ることに。
でも1年経っても消えなくて、思い切って保健の先生に相談したら、「一度、乳腺科に行ってみよう」と背中を押してもらいました。
検査の結果は良性の腫瘍でホッとしたのですが、あのとき早く気づいておいて本当に良かったと、今でも思います。
だからこそ、年上のお子さんがいるご家庭も「まだ先の話」と思わずに、ぜひ一緒に「身体のことを知る機会」として話してみてほしいです。
ピンクの色がくれる、優しいリマインダー
あのピンクのコンテナを見つけた日のように、何気なく目にした色や出来事が、ふと「そういえば…」と気づかせてくれることがあります。
忙しい毎日の中で立ち止まって、「今年の検診、行ってたかな?」と思い出すだけでも十分。その小さな一歩が、自分と家族を守るきっかけになります。

ママの健康は、家族の笑顔を守るチカラ。
ピンクリボン月間の10月、「ピンク」を見かけたら、少しだけ自分の身体にもやさしい目を向けてみませんか?


























