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「サンタさんにNintendo Switchをお願いしていい?」 子どもたちとの“ルール作り会議”始めました

「スイッチって、サンタさんにお願いしていい?」──そろそろクリスマスプレゼントを考え始めた小3の息子に言われたのは、今月のはじめ。
友達がNintendo Switch(以下、スイッチ)を持ってわが家に遊びに来たとき、妹たちも一緒に盛り上がり…そこで家庭でもどうするか話し合うことに。
今回は、“ゲームデビュー”をきっかけに、わが家が考えたルールづくりについて書きます。
きっかけは“周りの友達が持っていたから”
今年から放課後に友達と遊ぶようになった息子。夏の暑さで外で遊ぶことは難しく、室内で過ごすことが多かった日々。
よく遊ぶ友達の多くはスイッチを持っていて、遊びに行くときにも持ってくる子が多いようです。息子は貸してもらって一緒に遊ばせてもらうこともありました。
わが家に友達が遊びにきたときもスイッチを持ってきてくれて、妹たちも一緒に楽しませてもらっていました。ゲームをしたり、自分のキャラクターを作ってもらったりして、みんなで大盛り上がり。
そんな時間を重ねるうちに、息子も「自分もほしい!」という気持ちが芽生えたようです。

触れる機会がなく、楽しさを知らず興味がなかった
これまでわが家でスイッチを買わなかったのは、「必要ないから」というより、そもそも「ほしい」と言われたことがなかったから。
息子も妹たちもスイッチの存在は知ってはいたけれど、実際に触れる機会がなく、楽しさを知らなかったのです。
これまではポケモンカードやブロック、ごっこ遊びなど、他のおもちゃで十分に満足していました。家族みんなでカード対戦をしたり、妹たちと工作をしたり──そんな時間が多かったんですよね。
私自身はゲームが嫌いなわけではなく、むしろ「ゲームで学べることもある」と思っています。だから、スイッチを買うこと自体には賛成。ただ、どう使うか・どう付き合うかが大事だと感じています。
スイッチデビュー前に考えた“わが家のルール”
息子に「スイッチ、サンタさんにお願いしていい?」と言われたとき、「来たな!」と感じました。
同時に、どうしてほしいと思うようになったのかを聞きながら、無条件に「いいよ」とは言えない理由も話しました。
今の生活リズムを考えると、平日は時間的に難しそう。そこで「休日だけ」「時間を決めて」「宿題などやることを済ませてから」という条件を提案しました。
息子は朝が早いので、「朝学習をしたらタブレット(ポケモンカードを調べる)をしてもいい」というルールもあります。けれど最近は朝学習をサボりがちで、タブレットを使う機会が減っているのが現状です。(この話は、また別のブログで書きたいと思っています)
「サンタさんにもらったら、ちゃんと約束守れそう?」と聞くと、子どもたちからは「平日は無理そう!」「うん!宿題してからにする!」とそれぞれの考えが返ってきました。
“サンタさんにもらう”からこそ、遊ぶためのルールを親子で一緒に考えておくことが大切。導入前にこそ、話し合う時間を持つことが大事なのだなと感じています。
スイッチもタブレットのように「やることを済ませたら使える」とルール化すると、まったくできない週末が続くこともあるかもしれません。それでも、子どもたち自身で“やりたいこととやるべきことのバランス”を考えるきっかけになればと思っています。
親も子も、一緒に“守れるルール”を考えていく
子どもたちはテレビや配信アニメの時間を区切る中で、「あと5分でおしまい」と言えば切り替えられるようになってきました。時間を守る意識が少しずつ育ってきているのを感じます。
だからこそ、スイッチを導入したときのルールも“親が決める”だけではなく、“家族みんなで考える”ことにしました。ゲームをするのは子どもだけど、スマホをなんとなく触ってしまう私も、実は同じ。「だらだら見ちゃう時間を減らすのは、親も子も一緒だね」と話しました。
遊び方や時間の使い方を話し合って決めて、やってみて、必要なら直していく。完璧なルールを目指すよりも、“家族みんなが気持ちよく過ごせる形”を見つけていきたいと思っています。そして、スイッチで遊ぶ時間も、親子で笑い合える時間のひとつにできたらうれしいです。

家族で話し合いながら、わが家らしいルールを育てていこうと思います。


























