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田舎ならでは?息子たちがもらってきた「謎の実」の正体とは

たまに息子たちが学校からの帰り道で、近所の方から野菜などをいただくことがあります。
これまでにも、青ネギや大根など、いろいろなものをいただいてきました。ありがたいことに、地域の方は子供たちを温かく見守ってくださっています。
見たことのない黄色い実
そんな中、ある日「見たことのない黄色い実」をもらってきたことがありました。
触るとすべすべしていて、甘い香りがふわっと漂う不思議な実。
調べてみると、それが「カリン」だと判明!

カリンとは
カリンはバラ科の落葉高木で、秋になると香りのよい黄色い実をつけます。実はとても硬くて渋みが強く、生では食べられませんが、はちみつ漬けやシロップ、果実酒などにするとおいしくいただけるそう。昔からのどの痛みや咳止めなどに用いられ、民間的な利用で知られています。(効果には個人差があり、医薬品ではありません)
カリンシロップを作ってみた
さっそく我が家でも、カリンシロップを作ってみました。
カリンは果肉と一緒に種も入れるのがポイント。種のまわりにあるペクチンという成分がシロップに溶け出し、とろみが付きやすく、飲みやすく感じられるそうです。あまり砕いた種をいれるのは避けたほうがよいそうなので注意が必要。
出来上がったシロップは、水で薄めて飲んだり、炭酸水で割ったりといろいろと試してみました。
家族みんなで「カリンはのどにいいらしいよ」と、調べたカリンの話をしながら盛り上がりました。

他にも謎な見た目のものをいただいたことも…
カリンの他にも謎な見た目のものをいただいたこともありました。
これはオクラなんですって。
中から種を取り出し、「オクラが成長したらカラカラになって中の種は黒くなるんや~!」と驚いていました。笑


後日、近所の方にいただいたお礼とカリンシロップを作ったことを伝えると「よかったね~!」と笑顔で返してくださり、ほっこり。
思いがけない“正体不明の実”から、地域の温かさと季節の恵みを感じた出来事でした。


























