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スーパー戦隊が終わる理由——“ヒーロー離れ”を感じる時代

スーパー戦隊シリーズがついに終了するというニュースを見て、正直ショックでした。
息子が今まさに『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』にハマっていて、「次の戦隊はどんなのかな?」と一緒にワクワクしていたところだったからです。
私が夢中になった戦隊ヒーローたち
私自身もずっと戦隊を見て育ってきました。
2000年の『未来戦隊タイムレンジャー』を皮切りに、松坂桃李さんの『侍戦隊シンケンジャー』、千葉雄大さんの『天装戦隊ゴセイジャー』、志尊淳さんの『烈車戦隊トッキュウジャー』…。
毎年違うヒーローたちに夢中になっていました。
女性ファンの中には、イケメン俳優を見るために楽しみにしていた人も多かったと思います。
でも、そういう層はおもちゃを買うわけではないですもんね。
戦隊シリーズ離れを感じていた日々
最近は、戦隊シリーズに夢中な子が本当に減っているなと感じていました。
うちの息子もゴジュウジャーのパジャマを着ながら、遊ぶのは仮面ライダーのベルト。笑
そういえば、子供のお友達にも戦隊ヒーローが好きな子を見かけません。
ニュースでは、少子化やおもちゃの売り上げ低下、キャラクターの選択肢が増えたことなどが理由とされているそうです。
YouTubeやゲーム、ポケモン、プリキュア、仮面ライダー…いろんな「ヒーロー」があふれる時代。
戦隊だけが特別ではなくなったのかもしれません。我が子もポケモン、プリキュア、仮面ライダー大好きです。
父と、そして息子と。三世代でつないだ時間
父も戦隊が大好きで、昔から一緒に見ていました。
その父が、今は孫と一緒にテレビを見ながら「変身だー!」と笑っている姿を見るのが、すごく嬉しかったんです。
だからこそ、今回のニュースは本当に残念で…。
親子三代で同じ番組を楽しめるって、なかなかないことですよね。
ありがとう、スーパー戦隊
戦隊シリーズは、単なるヒーローものではなく、「世代を超えて共有できる時間」でした。
日曜の朝、主題歌を口ずさみながら、正義を信じる気持ちを思い出させてくれる番組。
それがなくなると思うと、ぽっかり心に穴があいたような気がします。
息子がゴジュウジャーを通して教えてもらった「仲間を思いやる心」や「ごめんなさいを言う勇気」は、きっとこれからも彼の中に生き続けるはず。
ありがとう、スーパー戦隊。
私たち親子三代のヒーローでした。
最終回まで見届けます!


























