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シックスセーブン!全母、全教員を悩ませる悪魔の数字って知ってる?

猫ミーム、ブレインロッド…
生まれた時からインターネットと過ごす子供たちの間では、様々なミームが流行っては消えていきます。
今回は、私をブチギレさせた、とあるミームのお話です。
はじめは気にならなかった「シックスセーブン」
みなさんは「6-7(シックスセブン)」というミームをご存じですか?
現在、私の住むイギリスの子供たちの間、いえ、おそらく世界中の子供たちの間で大流行中のミームです。
両手を上下に動かしながら「シックスセーブン」と言う、いったいどこが面白ポイントなの?と首をひねるミームですが、困ったことに我が子をはじめ、子どもたちは皆夢中なのです。
「6-7(シックスセブン)」ってなに?
私も子どもがふざけてやっているところしか知らなかったので、調べましたよ(笑)
ウィキペディアによると、以下の通りです。(ウィキペディアより抜粋)
6-7(シックス・セブン)は、2025年初頭にYoutubeやTikTokやInstagram またはその他のインターネットアプリのReelsで広まったインターネット・ミームおよびスラングである。
ラッパーSkrillaによる楽曲「Doot Doot (6 7)」の中で繰り返される「6-7」という歌詞が発端となり、プロバスケットボール選手の動画編集に使用されたことから人気を集めた。
特に身長約2.01メートル(6フィート7インチ)のラメロ・ボール選手の映像との組み合わせが話題となった。
この「6-7」という言葉は、Z世代やα世代の間でスラングとして広まり、「背がとても高い」「まあまあ」英語ではso soといった意味合いで使われることもある。
2025年8月には、アマチュアバスケットボール大会(AAU)で「6-7」と叫びながら手を上下に動かす少年の映像が拡散され、「6-7キッド」として知られるようになった。
手を上下に動かすという、今はやりのバージョンは今年の夏ごろに誕生したミームにもかかわらず、ここまでの浸透ぶりとは、なんという猛威でしょうか。
毎日毎日挨拶代わりに「6-7(シックスセーブン)」
お風呂に入りながら「6-7(シックスセーブン)」
もう一日に何度も聞くんです。
何が悩ましいって…
百歩譲って、しつこく言い続けるだけなら許しましょう。
でも…
「もうすぐ6時だから宿題始めたら?7時にはごはんにするよ!」
「6-7(シックスセーブン)!ギャハハハハ!」
(もちろん宿題は始まらない)
「2x3は?」
「6-7(シックスセーブン)!ギャハハハハ!」
(もちろん不正解)
「今日のご飯おいしい?」
「6-7(シックスセーブン)!ギャハハハハ!」
(喧嘩売られているとしか思えない。もはや6も7も関係なく発動)
こんな風に、会話の中で数字の6か7が出てくると、「6-7(シックスセーブン)!」が始まってしまい、何もできないのです。
学校の算数の時間にも、6や7が出てくるとクラス中で大騒ぎになるので、あらかじめ6-7を思う存分言う時間があるとかないとか…(笑)
他の大人に注意してもらおう!
長男から始まった6-7ブームですが、ついに我が家の癒しの3歳児次男まで「6-7(シックシュセーブン)」
私からいくら注意しても、まったく止まりません。
他の大人に注意してもらいたいな、と思っていた矢先、友人のイギリス人男性と会う機会があり、これは良いチャンス!と期待しましたが…
「6-7(シックスセーブン)!ギャハハハハ!」
なに~!?大人まで!!
私が知らないだけで、大人にも大人気のミームになっているようです。
多分、ブームが過ぎるのを待つしかない…
毎日毎日いろいろな場面で6-7攻撃を受け、もはや最近はあきらめモード。
強いて良いところを上げるとすれば、靴を履く、服を着るなどの作業を67秒で終わらせる努力をするようになったところでしょうか…
いずれにしても、もう少しブームが落ち着いてくれればなあ、と思う今日この頃です。
しかし、このブログを書いている11月7日の朝、長男に「今日何日?」と聞かれてとっさに答えられず、
「えーっと、今日は11月の6日だっけ?7日だっけ?6-7(シックスセーブン)」
そう答えてしまい、ものすごい敗北感に襲われております。
そういえば、私が子供の頃もところかまわず志村けんのギャグマネして周りの大人に怒られてました(笑)


























