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子どもを主役にした「生後1000日祝い」をやってみた

生後1000日は、3歳になる少し前(およそ2歳9か月前後)におとずれます。お食い初め(生後100日)ほどメジャーではないけれど、3歳を目前に控え、子どもが自分の言葉で「やりたい」を伝え始める時期だからこそ、子どもが主役になれるお祝いにしやすいのが魅力です。
今回の記事では、わが家の1000日祝いの体験談を紹介します。
どう祝う?基本は「子どもの希望を叶えるミニ計画」
1000日祝いはお食い初めのように、決まった作法がありません。だからこそ、主役の希望を聞いて形にするのをポイントにしました。
わが家では、絵本(誕生日の絵本など)を一緒に読んでイメージをふくらませてから、「どんなお祝いがしたい?」→「ケーキは?どんなごはんが食べたい?」→「どこで過ごしたい?」の順で具体的に質問していきました。
【第一子の1000日祝いの実例】
第一子の希望は「いちごのケーキ」「お花を飾る」「手巻き寿司」。
当日は、家族と祖父母も一緒にお祝いし、いちごのケーキにお花を飾ってメインディッシュは手巻き寿司にしました。テーブルいっぱいの好きを前に、恥ずかしそうに、でも最高の笑顔。「1000日おめでとう」「生まれてきてくれてありがとう」をたくさん伝える、温かな時間になりました。
【第二子の1000日祝いの実例】
今回の第二子くんの1000日祝いのリクエストは「ハンバーグ」と「ケーキ」。
彼は卵と小麦のアレルギーがあるので、すべて私が手作りをし、家族みんなで同じメニューを囲みました。主役はニコニコ、ペロリと完食。子どもの食べたいにど真ん中で応えると、満足感が段違いだと実感しました。

準備は3ステップでOK
お祝いとなると準備が大変そうなイメージですが、下記のポイントを意識したことで親の負担感を抑えつつ、満足度の高いお祝いを実現できました。
1.お祝いのイメージづくり
お誕生日の絵本や写真を見て、子どもと一緒にワクワクを作る。
2.子どもの希望の言語化
ケーキ/メイン料理/飾り/行きたい場所を具体名で聞く。断片的な情報でも、実現できることはきっとあるはず!
3.当日の段取り
買い出し・調理・飾り付け・写真の流れだけ決めて、あとはゆるく楽しむ。

ママ・パパの気持ちも大事に
1000日は、家族がここまで来た節目でもあります。主役は子どもでOK。でも、準備や日々のケアをがんばってきた自分たちにも「よくやってるよ!」と声をかけてあげてください。無理しない・できる範囲が、笑顔のいちばんの近道ですよ!!
生後1000日祝いは、決まりのない自由なお祝い。だからこそ、子どものやりたいを一緒に叶えることに意味があると思っています。
次のキリ番は生後10000日(27歳)だけど、家族で囲む節目としては、1000日が子どもが主役になれる最後のチャンスかもしれません。気になったら、ぜひご家庭のペースでわが家の1000日を祝ってみてくださいね。
キリ番をお祝いできる機会をぜひ存分に楽しんでくださいね!


























