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「ごめんなさいー!」と長男号泣!スマホが側溝に落ちていった日のこと

幼稚園帰りに私が「ちょっと持ってて!」とお願いしたスマホを年長の長男が道路の側溝に落としました。
石で作られたふたの隙間に吸い込まれるように落ちていったスマホ。
深さは1メートルないくらいで液晶画面が光っていたので、肉眼でも水没しているのが確認できました。咄嗟に石のふたを手でがっとつかんで持ち上げようとしましたがびくともせず。見えてはいたけれど自力ではどうにもできませんでした。
隣で泣く長男「ごめんなさいー」と号泣
スマホを落としてしまった長男が「自分のせいだ」と思ったのか、ぽろぽろと涙を流し続けていました。
預けたのは私自身ですし長男を責める気持ちなんて全くありません。
「ちゃんとごめんなさいできてえらいね。」と長男に声をかけてもなかなか涙が止まらず気持ちが落ち着きませんでした。
なぜ長男にスマホを託したかというと、幼稚園帰りのお迎えが自転車だったことを気に入らなかった次男(年少)が10メートル先に駆け出して大泣きをしてしまいました。
次男を追いかけている間のほんの数秒だけ、たまたま手に持っていたスマホを長男に預けましたが手を滑らせて一瞬で側溝に落ちてしまいました。
とにかく幼稚園児が2人道端のそれぞれ離れたところで泣いていて、この泣いている2人を放っておいて呆然としている場合でもなく、落ちたスマホのことを考えるわけにもいかず。とりあえず長男を安全なところに移動させて、次男をなだめてなんとか自転車に乗せて泣いてる長男と自転車で少しの距離をやっとの思いで帰宅しました。
自転車で帰宅中に長男が心配していたこと
「スマホはどうするの?(泣く)」
「もうあれはしょうがないよ。とれないしあきらめよう。大丈夫よ。なんとかなるよ」不安で泣いている長男が少しでも安心できるように伝えました。
独身時代は「携帯(電話)と財布があればどこまでも行けちゃうねー」と言っていたくらい大切なものでしたが、
今はスマホよりも何よりも子どもが第一優先!とにかく泣いている子ども達と一緒に安全に自宅まで帰ることでした。
まず自宅に到着してからすることは
自宅に到着すると水没させたとはいえ個人情報が満載のスマホが自分の手元にないことが不安になり、とにかく一度落ち着こうと思いました。
滅多に夫の外出中に電話することはないんですが、長女のキッズ携帯を使って電話をしました。
ことの経緯を説明して「私ってこの後なにをすればいいんだっけ?電話を停止させればいいの?」思ったより動揺している自分に気づきました。夫は夜遅くまで戻ってこれないので自力でどうにかするしかなく、40過ぎの大人がする質問ではないようなことを夫にきいてしまいました。
夫からの指示は
携帯会社に連絡してスマホの通信を停止すること。
夫の指示どおり携帯会社に電話し、本人確認を行い通信を停止しました。
その後、夫が落とした場所や状況を聞き取って整理してくれ、ほどなくして夫から再度連絡がありました。
区の土木事務所の担当者の方と連絡がつき、スマホを拾ってくれたという知らせでした。
「立ち会える?」と言われ、すぐに自転車で現場へ向かいました。
現場には職員さんが待っていて、水没したスマホを救出してくださっていました。恐縮しつつも何度もお礼を伝え本当に“神”のように思えました。
落ちて拾っていただいたスマホを電源はつく状態でしたが、スマホのケーブルを読み込まない状態で充電ができず、いつまでも危険マークがとれず…。
携帯会社の方に相談すると、絶対ではないですが、水没すると不具合はでてきます。
とのことで、泣く泣く機種変更を行いました。(ただ水没した方の)古いスマホがあった方が新機種にデータ移行はしやすいです。と言われたので、手配してくれた夫と、側溝からスマホを救出してくださった職員さんに感謝しかないです。

スマホを側溝に落としたら
側溝などに落とした物を自力で取り出すのが難しい場合、まずは区役所等へ連絡してみてください。今回のように対応してくれることがあります。
【※なお、側溝などに落とした物の回収を自治体が必ず引き受けるわけではありません。落とした場所の道路管理者(市道・県道・国道)やその市区町村の道路を管理している部署などに事前に相談してみてください。】
現場でスマホを救出してくださった職員の方がいなければ、スマホは二度と戻ってこなかったはずです。本当にありがとうございます。
スマホを紛失・落下したら、まず携帯会社に連絡し通信を停止すると安心です。停止の解除も電話で対応してもらえました。
スマホを側溝に落としたらとにかく落ち着いて対応してくださいね。
とはいえ救出されたスマホを急いで取りに行くあまり、パーカーを裏返しに着ていく焦りよう。
とにかく落ち着くのは私でした。
その後、新しいスマホを購入したら長男もなんだか安心したようです


























