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突然の高熱。まさかのインフルエンザもコロナも陰性。原因は〇〇だった!

下の息子のインフルエンザにならなかった記事は、たくさんの方にお読みくださり、ありがとうございました。
今回は、上の息子の高熱が出てしまった原因と対策についての記事をご紹介させて頂ければ嬉しいです。
経緯
小学校の運動会練習も終盤になったある日、突然、小学校から「今、38度の熱が出ています。お迎えに来てください」という電話がありました。急いで迎えに行くと、上の息子の体温は38.5度。さらに「歯が痛いかも」と言っていました。小学校ではインフルエンザが流行していたので、インフルエンザかもしれないと思いながら帰宅しました。
帰り道で上の息子のオンライン受診の予約を取り、帰宅後すぐに診察を受けました。インフルエンザ・新型コロナなどの検査をしましたが、すべて陰性。歯の痛みについても伝えたところ、「翌日も痛むようなら歯科を受診してください」とのこと。(保険の関係で同日に2つの医療機関は受診できませんでした)

原因が分からないまま解熱剤だけ処方され、その日の夜を過ごしました。しかし夜になっても翌朝になっても熱は下がらず、上の息子は頭痛もありつらそうでした。朝、顔を見ると、痛いと言っていた側の頬だけが「おたふく」のように腫れていました。

すぐにかかりつけの歯科に電話しましたが、最短でも1週間後しか予約が取れず…いろいろな方に相談し、その日のうちに受診できる歯科を見つけることができました。痛みで歩けず、下の息子も連れていたため、上の息子をベビーカーに乗せての受診となりました。
診断されたのは、重症化した虫歯による根尖性歯周炎。根尖性歯周炎では、急な発熱や頭痛がみられることもあるそうです。その日は虫歯の治療をしていただき、処方された痛み止めがよく効き、服用すると熱が下がり、頬の腫れも少し引きました。(本来は抗生剤も使用した方が治りが早いそうですが、保険の関係で、翌日も熱が下がらない場合は再度内科を受診するようにと言われました)
翌日、上の息子は元気に登校できましたが、完治までは1カ月かかりました。

根尖性歯周炎になった原因と対策を歯医者さんと振り返りました
1.虫歯ができやすい傾向
もともと虫歯ができやすい上の息子。今回の発症の1週間前まで別の箇所を治療していました。だからこそ、もっと丁寧に歯磨きするべきだったと反省。歯医者さんのすすめもあり、今は洗口液も併用しています。

2.疲れが溜まっていた
運動会練習がハードだった時期で、疲労から免疫力がかなり低下していたようです。免疫が落ちている時期はとくに注意が必要だと感じました。

3.緊急時に対応してもらえる歯医者さんかどうか事前に確認する
今回はかかりつけが緊急対応できず、別の歯科を探すことになりました。今後は、急な痛みが出た際にも受診できるかどうか、事前に確認しておいた方が安心だと感じました。
4.インフルエンザなど各種検査を先に済ませていたこと
熱が上がった後、規定の時間を置いて検査をしていたため、インフルエンザ治療薬が使えない場合でも、痛み止めが奏功しやすい状況でした。息子の場合はこの痛み止めが奏功し、熱が下がりました。

今、日本はインフルエンザがまだまだ大流行していますね。高熱が出てもインフルエンザではなかった時など…今回の息子の経験が、どなたかの参考になれば嬉しいです。
※治療方針はあくまで上の息子の場合です。必ずかかりつけ医にご相談ください
今回処方された痛み止めがよく効いたことに一番驚いたのは、薬剤師である私自身。薬の知識がまた一つレベルアップしました。
























