小学校初の個人面談で知る、長男の休み時間の過ごし方が衝撃的＆独特すぎた話

担任の先生と初めての面談

小学校1年生の時の担任の先生は教員歴十数年の男性の先生で、1年生の受け持ちは3回目。落ち着いていて柔らかい雰囲気の先生だったことと今までに1年生の担任も2回経験されていたことから、安心してお任せできそうだなと感じていました。
1学期に行われた初めての個人面談ではどのような話を聞かされるのかとドキドキしながら長男の教室へ。持ち時間は1人15分。ちなみに長男の小学校の個人面談は希望制なので、面談不要の家庭もあるそうです。
事前にアンケートが配布されており、勉強の話やお友達との交友関係が知りたいと記入していたことから、詳細を色々と聞くことができて充実した面談だったと思います。
ただ終盤、先生から「僕も十数年教員をやってきましたが、学校にこれを持ってきた子は初めてでしたよ（笑）おじいちゃんみたいに休み時間を過ごしています（笑）」と衝撃的なエピソードを聞いて、一気に青ざめ恥ずかしくなりました。

長男の独特過ぎる休み時間の過ごし方

十数年教員をやってきた先生がビックリした、長男が小学校に持参した物…それはまさかの『回覧板』でした。
どうやら朝の登校の時に「ついでに次のお家に回してきて～」と私がお願いしていた回覧板を、次のお家のポストに投函するのを忘れて小学校まで持って行ってしまったことが数回あったようです。丁度我が家が回覧板の回ってくる最後の家なので、隣のお家ではなく数件離れたお家に持って行かなくてはならないのですが、すっかり忘れて小学校まで持って行ってしまった長男。さらにその回覧板を休み時間にじっくり読んでいたようで（笑）、その姿はまるでおじいちゃんのようだったとか。
先生も長男が回覧板を読んでいることにビックリして遊びにいくように促したようなのですが「これが見たいから」と外で鬼ごっこをすることも、体育館でドッジボールをすることもなく教室の自席で回覧板を眺めていた長男。先生からは「小学校に回覧板を持ってきた小学生は初めてです。しかも真剣に読んでいて、その姿にもまたビックリで（笑）どんな大人になるのか楽しみですね！」と言われ、青ざめるやら恥ずかしいやら。先生にひたすら謝罪しました。

実は私も…親子だな、と実感

実は私も小学生の頃はよくボケーっとしている子だったのか、何度か小学校までゴミステーションに出すはずだったゴミ袋を持って行ってしまうような子でした。小学校に着く前に会った友達に「何持ってるの？」と聞かれて気づき、小学校近くのゴミステーションに何度かお世話になった記憶が…（汗）
さらにいえば社会人になってからも徒歩通勤の時には何度かゴミ袋を持ったまま会社まで行ってしまったことがあり、先生からこの回覧板事件を聞いて『親子だな～』と血の繋がりをしみじみ実感…

ちなみに個人面談の後に長男に回覧板のことを聞くと、やっぱり次のお家に回すのを忘れてしまい、小学校まで持って行ってしまったことが数回あった様子。帰りに次のお家のポストに投函してから帰宅していたそうでした。
そして休み時間の過ごし方については「教科書より回覧板の方が役立つことが書いてあると思ったから見てた」とのこと。おいおい、それでも君は小学生か！
この面談以降、我が家では回覧板を回すのは長男から夫の役目に変わりました。（長男、回覧板係を卒業しました）

休み時間の過ごし方も聞いてみると、外で身体を動かしたりお友達と遊ぶことの方が多いようですが、たまに一心不乱にノートに漢字の書き取りをしてくる日やひたすら暗算をしている日もあるようで、普段の様子からは想像もつかない独特な休み時間の過ごし方を知るきっかけにもなり、個人面談のありがたみを感じました。個人面談が希望制の学校では希望しないご家庭もあるとは思いますが、思いがけない我が子の一面を知ることができるし、希望されることをオススメします！