“暮らしを支える力”に出会った「ベストサポーター大賞」授賞式レポート

「ベストサポーター大賞」とは

読者やメーカー担当者等から推薦のあったエントリー商品の中から、あんふぁん・ぎゅって編集部と読者ブロガー等による一次審査を行い、5部門それぞれ8つの商品、サービスが入賞しました。部門は【食品】【日用品・雑貨】【ベビー・キッズ】【家電】【サービス・コンテンツ】
そこから読者のママ・パパが実際に使って重宝しているもの、「使ってみたい」と思ったものを投票。
各部門ごとに得票の多かった商品・サービスで「使ってみたい」「実際に使って重宝している」商品が「大賞」、「使ったことがないが、使ってみたい」商品が「トレンド賞」として輝きます。
〈エントリーの条件〉
2024年6月～2025年5月に販売・発表された商品・サービス（リニューアル含む）であること

授賞式の様子

会場に足を踏み入れると、授賞した各企業の担当者さま達はみんな緊張の面持ち…厳粛な雰囲気が漂っていました。最前列に案内された私もドキドキが止まりません！そこから開会の挨拶で徐々に場が温まり、「ベストサポーター大賞」アンバサダーの料理家ぐっち夫婦の登場と挨拶で、一気に花が咲いたようなムードになりました！

【食品部門】【日用品・雑貨部門】【ベビー・キッズ部門】【家電部門】【サービス・コンテンツ部門】の順番で「大賞」と「トレンド賞」が、そして最後にアンバサダー特別賞【ぐっち夫婦賞】が表彰されていきました。
受賞した商品・サービス、企業さまは以下のとおりです。

【食品部門】
大賞：ビスコ［江崎グリコ］
トレンド賞：パッとジュッと［理研ビタミン］
【日用品・雑貨部門】
大賞：キュキュット ゴシゴシいらずの泡パック［花王］
トレンド賞：リファウルトラファインバブル ランドリー［MTG］
【ベビー・キッズ部門】
大賞：devirock（デビロック）　表裏も前後もない4WAY ロングパンツ［グロウ］
トレンド賞：ジェル状歯みがき　ぷちキッズ　みがき残しチェックPLUS［ピジョン］
【家電部門】
大賞：水拭き掃除機「AquaX Plus」［Mindoo Technology ］
トレンド賞：電気圧力鍋〈TIGER COOKPOT〉COK-B220／B400［タイガー魔法瓶］
【サービス・コンテンツ部門】
大賞：東京ディズニーシー®️ファンタジースプリングス［オリエンタルランド］
トレンド賞：はろここトーク［コクヨ］
【ぐっち夫婦賞】
airluv.4+（エアラブ4プラス）［コマースメディア／Poled］

ぐっち夫婦から賞状を授与された各企業の担当者さまは、表彰されたことだけではなく、とにかく日々手にとって愛用しているみなさんに感謝の言葉を述べられていました。そして紆余曲折ありながらも、使う人々の暮らしがより良くなるよう寄り添いたいという気持ちで商品の開発やリニューアルをしたこと、これからも賞に甘んじることなく商品やサービスをアップデートしていきたいと熱く語っておられました。私は全企業さまに心からのお祝いと感謝の気持ち、これからもよろしくお願いしますという気持ちで、ずっと頷きっぱなしでした。

受賞も納得！そんな商品を深ぼり

参加者全員で記念撮影をした後、企業の担当者さまとの交流会がありました。受賞商品・サービスを実際に見て触れて体験できたり、こだわりポイントも伺うことができ、とっても有意義な時間でした。ここからは、参加された企業さまの受賞商品・サービスをご紹介します。

【食品部門】大賞：ビスコ［江崎グリコ］
誰もが1度は目にしたり、手にとったことがあるのではないでしょうか。ビスコの誕生は1933年、なんと93年のロングセラー商品。単なる美味しくて甘いお菓子でなく、栄養面も考慮されているのです。今年の4月にはクリームにもう1種類の乳酸菌が配合され、ビスケットの美味しさもアップしてリニューアル。私も幼い頃からビスコが大好きで、現在でも息子と一緒に美味しく頂いています！親子の心と身体の健康を1番に考えた妥協のない追求と進化が、何世代にも渡って愛されている理由なのですね。

【食品部門】トレンド賞：パッとジュッと［理研ビタミン］
カットした肉や魚をこちらの袋に入れてもみ込んで、そのまま冷凍保存が可能。しかも解凍せずに焼けるので、うっかり解凍忘れ！という懸念がありません。特許をとった「肉ピタソース」が素材をジューシーに仕上げてくれるのは本当に嬉しいです。手間いらずで家族で美味しいものを食べることができるのは、親にとってどんなにありがたいことか！早速買いに行こうと思いました。

【日用品・雑貨部門】大賞：キュキュット ゴシゴシいらずの泡パック［花王］
こちらは名前のとおりスプレーした泡がパックになって、ゴシゴシこすらなくても食器が洗えるというびっくり商品。実際に使わせていただいた時に最初は半信半疑だったのですが、使ってみて納得。酵素の力を含んだ泡が汚れを落としやすい状態にしてくれているので、泡パック後に水で流すだけで食器がきれいに仕上がります。（こびりついた汚れは除く）食器洗いの時間が短縮し、他の家事ができたり、子どもとの時間に余裕が持てるようになりました。開発にあたって多くの人が試し、試行錯誤で誕生した商品だそうで、私もイチオシ商品です。

【ベビー・キッズ部門】大賞：devirock（デビロック）表裏も前後もない4WAY ロングパンツ［グロウ］
目からウロコ、ありそうでなかった万能パンツ。残念ながら現在はこちらの後継品となっているのですが、子どもは自分でやりたい！親は前後間違えずに履いて欲しい！という双方の葛藤を解消してくれる商品。子育てに正解はないのですが、「前後、裏表」と決まっていることは意外とストレス。そんなちょっとしたモヤモヤが生まれない素晴らしいパンツ。しかも伸縮性もしっかりあって子どもがひとりでも履きやすそう。自分でできた！という自信にもつながり、いいことだらけです。色や柄のバリエーションも豊富で、自分のお気に入りが見つかりそうなのも嬉しいです。

【ベビー・キッズ部門】トレンド賞：ジェル状歯みがき　ぷちキッズ　みがき残しチェックPLUS［ピジョン］
こちらはみがき残しが一目でわかり、みがけていることを実感できる歯みがき粉。食品原料の色素が歯垢（タンパク質）と反応して赤く染まるのだそう。みがくことで歯垢が取れると色が薄くなるので、みがけているサインがわかるのが励みになります。仕上げみがき担当の親だけでなく、子どももしっかりみがこうという気持ちを後押ししてもらえると感じました。虫歯予防効果のあるフッ素やキシリトールが配合されているのも心強いです。

【家電部門】大賞：水拭き掃除機「AquaX Plus」［Mindoo Technology ］
今わが家に1番欲しい機能がすべて搭載された掃除機。吸引、水拭き、除菌を一手に引き受けてくれる水拭き掃除機なのですが、フローリングの食べこぼしや皮脂汚れだけでなく、なんとカーペットや畳まで掃除できるというのです。掃除終了後の充電中にブラシのセルフクリーニングと自動乾燥もしてくれる有能さに、開いた口が塞がらずにいました。掃除機自体はしっかり重さはあるのですが、ロックを外して手を添えると掃除機が自動で前進するのでほとんど力要らず。どんな汚れにも気負わず、肩の力を抜いて掃除ができそうだと思いました。

【家電部門】トレンド賞：電気圧力鍋〈TIGER COOKPOT〉COK-B220／B400［タイガー魔法瓶］
材料を切って入れてボタンを押すだけでドドンと一品完成！1台で11役をこなす電気圧力鍋。驚いたのは炒め機能も新たに加わったということです。無水調理や焼き芋、ケーキが焼けるのもさることながら、普通に炊飯器としても使えてお値段が大容量タイプ(4〜6人分)でも3万円台だということ！2台持ちしたら最強なのではないでしょうか。料理のレパートリーが広がらない私には魅力的すぎる商品。お話を伺って、とにかく料理を楽しい家事にして欲しいという想いが伝わってきました。

【サービス・コンテンツ部門】トレンド賞：はろここトーク［コクヨ］
数々ある子ども用GPS端末ですが、コクヨのはろここトークは親が子どもの居場所をアプリで確認できるだけではなく、子どもから親への働きかけができるので、子どもが率先して使いたくなるGPS端末なのです。トーク機能つきで、子どもが話した音声メッセージがアプリに届くようになっています。何気ないことから、急な予定変更も親子でやり取りできます。特に子どもが小さいうちは、些細な情報共有が防犯の第一歩になると思うので、ぜひわが家にも取り入れたいと思いました。シンプルながら1度見ると忘れられない可愛いデザインは、「はなす」「きく」「しらせる」の3つのボタンの色や光、音にもこだわったそう。普段から自然に身についている色への印象を取り入れたとのことで、子どもが直観的に使えるようにと子ども目線で作られた限りなく優しい商品だと感じました！

【ぐっち夫婦賞】airluv.4+（エアラブ4プラス）［コマースメディア／Poled］
こちらはベビーカーやチャイルドシートに取りつける送風機付きのクールシート。実際にぐっち夫婦がご友人から出産祝いとして贈られて大変重宝したとのことで、今回受賞されました。実際にスイッチを入れてみると、優しいそよ風がたくさんの小さな穴から出てきました。さらに送風機の音も気にならず、子どもの睡眠を妨げる心配もなし。日本の夏が暑すぎるのと、近年は10月まで夏日なんて当たり前。そんな暑さのせいで、わが家の親子外出はめっきり減ってしまいました。息子がベビーカー乗りだった時期にこんな快適なアイテムが欲しかったです！「airluv.4+」は日本限定で保冷剤ポケットや新色が加わってよりアップデートしたタイプ。ぐっち夫婦のTatsuyaさんが、クールシートを取り付けたベビーカーに乗る息子さんを「俺もこれに乗りたい」と羨ましがるのも納得でした。

受賞商品の魅力を知り、実際に体験してみて感じたこと

商品やサービスに支えられてきたママ・パパさんたちが選んだ「ベストサポーター大賞」。その結果を見て、私も心から納得でした。入賞した40の商品やサービスは、ふだんから私自身がお世話になっているものばかりで、その価値をあらためて実感しました。
私が【サービス・コンテンツ】部門の審査会に参加した際に特に印象的だったのは、みなさんが“日々の暮らしを少しでもよくしたい”という想いで、商品やサービスと真剣に向き合っていた姿です。実際に使ってみることで、自分や家族がより心地よく過ごせるよう工夫されたアイデアや技術に触れ、思わず胸が熱くなりました。
わが家の息子も来春には小学生。幼稚園に行っている時間以外はほとんど一緒に過ごしてきましたが、その時間もこれから少しずつ減っていくと思うと、身近な日常がますます尊く感じられます。だからこそ、時間や心のゆとりを生み出してくれるアイテムを暮らしに取り入れることは、自分のためにも大切だと実感しています。
そして何より心を動かされたのは、企業の方々が「利用するみんなに喜んでほしい」「どうすればもっと幸せにできるだろう」と願い、日々挑戦を続けていること。その思いが、ひとつひとつの商品にしっかり宿っているのだと感じました。ものづくりに関わるすべての方が、まさに“ベストサポーター”なのだと胸が温かくなる授賞式でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。