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フルーツ嫌いの息子が「好きな果物はブルーベリー」と即答!その真意は

皆さんのお子さんはフルーツがお好きですか?
「子ども=フルーツ好き」というイメージがありますが、実は我が家の息子は大のフルーツ嫌い。食後のデザートにイチゴやミカンを出しても、見向きもしません(泣)。
そんな息子に園の先生が「好きなフルーツは?」と聞いたところ、まさかの「ブルーベリー」と即答。
いや、食べないじゃん!と突っ込みたくなる気持ちを抑えて、なぜそう答えたのかを尋ねてみたところ、予想外の答えが…!
今日は、子どものユニークな視点にハッとさせられたエピソードをご紹介します。
「好きな果物は?」への意外な回答
親としては、絶対に「ない!」と言うか、「バナナ(たま〜に食べるから)」と答えると思っていました。
しかし、息子は迷わず「ブルーベリー!」。
実は我が家はパパが畑をやっていて、畑のそばにブルーベリーの木もたくさんあるんです。もぎたての美味しいブルーベリーでさえ、あんなに嫌いと言っていたのに「ボクはブルーベリーが大好き!」とニコニコして答えたようで、なぜ好きなのかますます疑問に。

「食べる」ことだけが「好き」じゃない
なぜそんなに自信満々に答えたのか、よくよく話を聞いてみると、ようやく謎が解けました。
息子が言う「ブルーベリー」とは、私たちがよく遊びに行く場所(ホテル)の名前「ブルーベリーヒル勝浦」だったんです。
私たちは旅行が好きで、あるリゾートホテルによく遊びに行きます。そこには乗馬体験ができるお馬さんがいて、そのお馬さんに会うのが息子の楽しみなんです。
息子にとって、そのホテルで過ごす楽しい時間や、優しかったお馬さんの記憶こそが「ブルーベリー」だったんですね。
【施設情報】
ホテルブルーベリーヒル勝浦
住所:千葉県勝浦市興津1920

大人の思い込みと、子どもの豊かな感性
私は無意識のうちに、「好きな食べ物は?」という質問を「(味がおいしくて)食べるのが好きなものは?」という意味でしか捉えていませんでした。
でも、息子にとっては違ったのです。
私は味覚として美味しいものが「好き」。息子は楽しい思い出や、大好きな場所を連想させるものが「好き」。
「食べるのは苦手だけど、ブルーベリー(にいるお馬さん)は大好き」。そう考えると、息子の答えは決して間違いではなく、むしろ彼の「大好き」が詰まった素敵な答えだったんだなと気づかされました。
この一件以来、息子の突拍子もない発言を聞いても「えっ、違うでしょ」と否定する前に、「この子の中ではどんな世界が見えているんだろう?」と一呼吸置くようになりました。
ちなみに…。「じゃあ、ブルーベリー食べてみる?」と本物の実を差し出してみましたが、それは「いらない」と即答されました(笑)。そこはやっぱり別のようです。

子どもの発想って、本当に自由で面白い!

























