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フルタイム共働き家庭はいつ家庭学習してる?わが家のリアルな時間割

フルタイム共働きのわが家。平日は仕事も家事もぎゅっと詰まっていて、「家庭学習の時間なんて本当に確保できるの?」とよく聞かれます。結論から言うと── できます。しかも無理なく。
とはいえ、最初からうまくいっていたわけではありません。試行錯誤の末に落ち着いた、今の学習リズムをご紹介します。
1.平日の家庭学習タイムは2回に分ける
わが家の平日は、帰宅してから寝るまでがとにかくバタバタ。そんな中でも、家庭学習は「帰宅後すぐにお風呂に入ってから」と「夕飯を食べ終えてから」の2回に分けて行っています。
● 帰宅後すぐにお風呂に入ってから
ランドセルの中身を出して、手洗いをしたらそのままお風呂へ。スッキリしたタイミングで家庭学習をスタートします。この時間は、ひとりで集中して進めやすい内容をまとめて。
学校の宿題→音読(1分)・計算(2分)・漢字(10分)→算数の先取り学習や長文読解
特に音読・計算・漢字はタイムを測って記録しています。「昨日より速く読めた!」「今日は早く終わった!」と自分で成長を実感しやすく、自然とやる気につながっています。
● 夕飯を食べ終えてから
夕飯後は、お風呂後にやった内容のチェックタイム。私が子どもたちの隣に座って、答え合わせや理解度を確認します。“勉強を一緒に楽しむ”くらいの気持ちで取り組むのがわが家のスタイル。「これならできる」と感じられる量で終えるのが、長続きのコツです。
2.休日は“起きてすぐ”が定着
休日は、家族でお出かけすることが多いわが家。子どもたちはお出かけを楽しみに、私が起きる前から家庭学習を始めています。宿題のない休日は、家庭学習だけなので量も少なめ。「楽だし、早く終わらせたい!」という気持ちが、朝イチでサッと片づける原動力になっているようです。
3.家庭学習が続いている理由は“仕組み”にありました
最初の頃は、親が声をかけないと動き出せなかったり、気分が乗らない日が続いたり……。うまくいかない時期が長くありました。でも、短くていいから毎日やる。開始のタイミングを決める。この2つを習慣化してから、驚くほどスムーズに。
ほんの数分でも、毎日積み重ねていく感覚は、子ども自身が一番よくわかっているようです。
4.共働き家庭こそ“完璧を目指さない”が成功のカギ
大人でも、自分の気力や時間にどうしても波があります。それは子どもも同じ。だからこそ、「毎日絶対1時間!」のように気合を入れすぎるより、“これだけはやる”という最小限の内容を決めておくほうが長続きする。わが家はこの考え方に変えてから、家庭学習がぐっとラクになりました。
現在、わが家の家庭学習の時間は、平日は「帰宅後のお風呂のあと」と「夕飯後」、休日は「起床後すぐ」に落ち着いています。どれも短時間ですが、無理のないリズムだからこそ、習慣として定着しました。
同じようにフルタイムで働くご家庭の参考になればうれしいです。


























