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「今年で最後にするね」——小6のクリスマス、サンタさんからの手紙

もうすぐクリスマスですね。プレゼントの準備はできましたか?わが家は小学校1年生の娘のお願い、ボンボンドロップシールを必死に集めています。
今日は高校2年生のお兄ちゃんがサンタさんとお別れをした6年生のときについての話です。どなたかの参考になればうれしいです。
サンタさん、何歳まで信じる?
早い子は幼稚園・保育園の頃から、お友だちに「サンタなんていないよ〜」なんて言われてドキドキし、ママに確認しますよね。でもこれ、ママに聞くのはそう言われてもまだ心のどこかでサンタさんを信じているから。
小学生になると、周りの影響で信じる・信じないが分かれ始めますが、“信じてるふり”をする子も多い印象です。
わが家の1年生の娘も「サンタさんってパパとママなんでしょ?」と聞いたことがあります。
ですが、お兄ちゃんのときと同じように「信じてないとサンタさんは来ないんだよ」と伝えています。
サンタさんを信じてる時間はほんの数年ですが、その数年が子どもにとっても親にとっても宝物なんだよなぁと、毎年クリスマスが近づくとしみじみ思うんです。そんなキラキラしたクリスマスをわが家は大切にしています。

サンタさんの終わりはいつ?
どこの親にとっても悩ましい問題、それが「サンタさんをいつ終わりにするか」ということ。わが家のお兄ちゃんが小学生の頃にもその問題に悩みました。
中学年を過ぎると、学校でも「サンタさんはいない」と言う子の方が多くなってくるように思います。お兄ちゃんもいつからかずっと半信半疑だったようです。パパと話し合い、信じていてもいなくても6年生までサンタさんを続けることに決めました。4年生の夏に妹が生まれたので、妹の前で大人な対応をできるようになるまで続けたほうがいいと思ったのも理由のひとつです。

6年生のクリスマス、サンタさんから手紙が
そして迎えた6年生のクリスマス。枕元にプレゼントとサンタさんからの手紙が。
毎年サンタさんからのプレゼントを開ける瞬間を撮影しているわが家。この年の動画を見返してみました。
手紙をじっと読むお兄ちゃん。読み終わってひとこと
「もう来ないんだって」
その言葉は、成長とさみしさと、言葉では言い表せない切なさを感じるものでした。親としてもなんだか胸がきゅっとします。

Merry Christmas!!
今年は大切なお知らせがあります
12年間、Xmasプレゼントを届け
12回、君に最高の笑顔をもらいました
本当にありがとう
しかし、君は大人に近づいた・・・
私は、より小さな子供たちにたくさんの笑顔を届けるため
来年から君のもとに向かうことができない
来年からは君のパパとママに
私の代わりにプレゼントを届けてもらうよ
大きくなった君はがまんしてくれるよな?
これからも毎年、クリスマスイブの夜にパパとママに
私に代わりプレゼントを置いてもらう
もちろん私は今まで通りクリスマスの朝こっそりと
君の笑顔を見に行くよ
これからも君の活躍を期待しているよ
その後のクリスマスは
その後も毎年枕元にプレゼントを置き続けています。
手紙をもらった翌年、中学校1年生のクリスマスは
「置いてあったんだけど〜!」
と、驚きと喜び、恥ずかしさが混ざったような反応でした。
まだ小さい妹の手前、それ以上は言いません。その後も毎年ふたりでプレゼントを開けています。

プレゼント、何あげる問題
お兄ちゃんへのプレゼントも今年で17回目。今年はイヤホンをあげる予定です。
ちなみに12回目の6年生のときは、マインクラフトのゲームソフトでした。
毎年何が欲しいか本人へ聞いたり勧めたり提案したり、四苦八苦することもありますが、それでもまだ続ける予定です。
手紙はパパ作。
わが家のクリスマスの思い出として、この手紙も大切にしまってあります。

























