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グレーゾーンの8歳息子&3歳娘に翻弄されるワンオペママ

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人生初のお遊戯会!年少児が「ごめんね」と謝罪してきた内容に成長を感じた話

人生初のお遊戯会!年少児が「ごめんね」と謝罪してきた内容に成長を感じた話

先日我が家の4歳、年少の長女が人生初となるお遊戯会を無事に終えました。一家で待ちに待ったお遊戯会。小3の長男も「見に行きたい!」とのことで、夫と私と一緒に長女の雄姿を見届けました。
ドキドキした様子はあったものの、なんとか最後までやりきった長女。感想を聞くと今回は「ママ、ごめんね」と謝罪から始まったのですが、その謝罪内容がまるで女優。君は一体いくつなんだい?と思わず考えてしまったほど。数か月前の「悲しかった」という運動会から、長女の成長を色々な面で感じたお遊戯会になりました。

できればやりたくないお遊戯会

我が家の4歳長女は繊細で慎重派。いつもと違う環境、人、ものが苦手で、運動会の時の感想は「悲しかった」と言い、そんな彼女の言葉や心情を想像すると涙が止まらなくなりました。

あれから数か月…今度は人生初のお遊戯会がやってきました。お遊戯会は幼稚園のホールで行われたのですが、2クラス合同での開催のため、父兄の人数は客席が全て埋まり立ち見の方も多くいるほど。そして薄暗い観客席に向けてたくさんの照明を浴びながら、歌ったり踊ったりしなければなりません。それもいつもとは違う手作りの衣装を着て。

普段の長女の姿をよく知っている親の立場からすると、まずステージの上に皆と同じように立っていられるのだろうか、というところから心配で、ステージの上から逃げ出さないか、長女は大きい方で台に乗らなければならないのでバランスを崩して落ちないか、ビニール素材の衣装が着られるのだろうか、と心配事項がとにかくたくさん。

発達に心配な面が多いことから療育機関も利用している長女。長女にとってお遊戯会とは、楽しみな行事というよりはできたらやりたくない行事に近く、またその気持ちがわかるからこそ無理はさせたくないけれど、親としてはステージに上がる我が子が見たいという気持ちの間で揺れ動いていました。

長女がステージに立った!

お遊戯会の活動は1か月ほど前から始まっていて、先生にも「台の上に乗れるか心配です」と相談したり「急に園指定のジャージを今日から着られなくなったので、お遊戯会の衣装も着られないかもしれません」という相談はしていました。
担任の先生はどれも一つずつ解決してくださり、台の後ろには昨年の長女の担任で長女が大好きな先生がついてくださったり、衣装も着られるように少しゆとりをもって用意してくださったり、他のクラスのお友達を観客の父兄に見立てて練習したり。同じクラスのお友達みんなが「初めてのお遊戯会」だからこそ、丁寧に練習してくださり迎えた本番!

最初のご挨拶や歌は緊張した面持ちだったものの、泣かずにその場から逃げ出すこともなく、皆と一緒に表現することができました。途中で他のクラスの子の演目もありましたが、その後の踊りも照れた様子ではあったもののしっかりステージの上で踊ることができ、親としては120%の素晴らしい出来栄え!!
運動会の時はそもそも先生の影に隠れて長女の姿が見えなかったのですが、今回はばっちり姿を見ることができ、それだけでも十分だと思いました。

お待ちかねの感想タイム

お遊戯会後、夫はそのまま仕事に行ったため長男と長女と帰宅し、長女にお遊戯会の感想を聞いてみました。毎回行事の度に「行事をやってみてどう思ったか」感想を聞くのが我が家の定番です。そして長女は大抵私の思いもよらない返答をするのですが、今回は「ママ、ごめんね」が第一声でした。

「悪いことしてないんだから謝らなくていいんだよ?」と私が声をかけると「だってさ~ドキドキしちゃって、あんまり大きな声で歌えなかったの。先生には『大きな声で歌おうね!』って言われてたんだけど、ドキドキで忘れちゃってて、今ママのお顔見たら思い出したの。ママとパパがね、応援してくれてるのわかったから、もうちょっと大きな声で歌ったら、ママもパパも嬉しかったでしょ?だからママ、ごめんね」でした。(長女は4歳6か月です)

運動会の時は私たちの姿が見えると悲しくなっちゃうから、と先生の影に隠れていた子が、私たちの姿を見つけても堂々とステージに立っていられたことや、皆と一緒に頑張って表現できたこと。そして「小さな声でごめんね」なんて、まるで女優のようだなぁと思わず感心。
本来なら「楽しかった」とか「緊張した」とか、主語が自分になりそうなところを、長女の場合はまず私や夫のことを考えた上で「ごめんね」と言ってきたことが彼女らしいと思ったし、何よりそこまで「相手のことを考えられるようになった」姿にも成長を感じ、人生初のお遊戯会は長女の様々な成長を感じることができました。

成長しない子はいない。確かにその通りの言葉。忙しい日々の中で子どもの成長を見逃してしまうこともあるけれど、一瞬一瞬の成長を見逃さないように忘れないように、子どもたちに日々寄り添いながら育児と育自(自分も育てること)をしていきたいと改めて感じたお遊戯会になりました。

ちなみに長女のお遊戯会の衣装はミニトマトではありません(笑)

欠席の子がなく、クラスのお友達皆とステージに立てたこと、とっても嬉しかったです!

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北海道

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言葉の遅れ&精神面のムラあり息子(小3)、独歩開始時期が遅く慎重派すぎる娘(年少)、夫、義父、基本ワンオペな私、でチームつばき家!の療育・食育・日常生活

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