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「元気に笑ってくれるだけでいい」子育ての極意

こんにちは、大阪市で会社を経営しながら、5歳の双子イチくんとニーくんの育児にも全力投球中、37歳の双子パパ、中井裕規です。
手をつないで歩く、当たり前で特別な日常
我が家の双子、イチくんとニーくんは、ありがたいことに仲がいい方だと思います。
5歳になった今でも、手をつないで歩く姿は珍しくありません。
道端で自然と手をつなぐ2人の背中を見るたびに、「ああ、いいなあ」と思う。
特別なイベントじゃない、何気ない日常ですが、私にとっては大好きな風景です。
京都文教大学・中島先生の言葉
先日、何度か食事もご一緒している京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 教授の中島恵子先生とお話しする機会がありました。
その中で、先生が医療機関で勤務されていた頃の経験をもとに、こんなお話を教えてくださいました。
「どれだけ学歴が良くても、出世しても、一生に影響する病気やケガをしてしまうことはある。だから、元気で楽しそうに生きてくれていることだけで、幸せなことだと思うんです」
その言葉を聞いたとき、胸の奥がじんわり温かくなりました。
分かっているのに、余裕がなくなる現実
とはいえ、現実はきれいごとだけではありません。時間に追われ、仕事のことが頭から離れず、自分に余裕がないときほど、子どものちょっとした行動にイラッとしてしまう。
親の都合で強い口調になったり、不機嫌な背中を見せてしまったりすることも正直あります。
そんなときに、あの先生の言葉を思い出すと、「今、目の前のこの子たちは元気で笑っている。それだけで十分じゃないか」と、少し呼吸が整う気がするんです。
今日を大切にする、ささやかな意識
子育ての目標って、つい将来に置いてしまいがちですが、「今日も元気で、仲良く笑っている」こと自体が、すでに大切なゴールなのかもしれません。
完璧な親じゃなくていい。時々思い出して、子どもの笑顔をちゃんと見る。
それだけでも、十分意味がある気がしています。
子どもたちが元気に笑っていてくれる、私たち親の一番の養分ですね。


























