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1歳児の行動パターンがゲームの敵キャラとそっくりなので、ついつい遊んでしまう

1歳児の行動パターンがゲームの敵キャラとそっくりなので、ついつい遊んでしまう

子育て初期、リアルの世界がまるでゲーム。

1歳になった頃から、乳児を終えて二足歩行し始めるようになる。その中で起きたこと

子供が1歳になり、徐々に自力で立ち上がって部屋の中を歩き回るようになってきました。
ハイハイしていた頃は床に落ちているものだけに気を付けていればよかったのですが、歩けるようになると事情が変わってきます。
テーブルの上や棚の中、これまでベビーには手が届かないと思っていた場所のものを、いつの間にか手に取っていて焦ったことは、親として何度かあるのではないでしょうか。
コンセントや角のある家具にも一層気を遣うようになり、「育児が次のフェーズに入ったな」と思う今日この頃です。

そんな毎日なのですが、気を遣う中でも面白く感じる瞬間があったりします。
それは1歳児の行動パターンが、昔遊んだテレビゲームに出てくる敵キャラと驚くほどそっくりだった時でした。
今回は、我が子を見ていて「これはなんだかゲームに似ている」と感じたことを3つ紹介します。

1歳児とゲームキャラの類似点1:扉を通過するとリセットされる

まず1つ目は、扉を通過するとリセットされることです。
我が家ではベビーゲートを設置して、子供が自由に動けるベビーゾーンと、触ってほしくない物を置いている大人ゾーンに分けています。
1歳児は親の姿を見つけると全力で追いかけてくるのですが、ベビーゲートを通過して扉を閉めるとその先には来られません。
するとベビーゾーンをうろうろしながら、こちらの様子をじっと見つめて何かを訴えてきますが、追っては来ません。

これはテレビゲームでよくある「部屋を切り替えたら敵が追ってこなくなる」あの仕様とそっくりで、毎回心の中でロード画面を思い浮かべてしまいます。

1歳児とゲームキャラの類似点2:こちらが見つかるまでは指定エリアを徘徊

2つ目は、「こちらが見つかるまでは指定エリアをうろうろしていること」です。
1歳くらいだと親にべったりという状況が多いと思いますが、親の姿が見えないときは意外と1人で遊ぶこともできたりします。
積み木を触ったり、絵本をめくったり、興味の対象が絶え間なく切り替わりながら、一定の範囲を行ったり来たりします。

しかし、ふと視界に親が入った瞬間、行動が一変します。
視界が親にロックオンされ、一直線にこちらへ向かって来ます。
この切り替わりの速さは、ゲームの世界で主人公を発見した途端に追尾モードに入る敵キャラそのもの、という感じです。

1歳児とゲームキャラの類似点3:凶器を持って襲いかかってくることがある

3つ目は、「凶器を持って襲いかかってくることがある」です。
1歳児のおもちゃといえば、積み木や型はめ、音の鳴るものなどが定番でしょうか。
我が子はままごとセットがお気に入りで、小物の中でおもちゃの包丁を持って歩き回ることが多いです。
そこに先ほどの親追尾システムが発動すると、包丁を持って笑顔で近づいてくる敵キャラが完成します。

そして時々、実際に攻撃されます。
もちろん本人に危険な感情は一切ないのですが、力加減を知らないため、積み木を振り回して当てられると大人でも痛いことがしばしばあります。
このあたりの理不尽さも、ゲームっぽさを感じる要素となっています。

リアルな子育ての中で、仮想現実を感じて育児をより楽しむ

1歳児の行動パターンは驚くほどゲームの敵キャラにそっくりだなと感じ、育児をしているのにゲームをしているような感覚になっている、ということを紹介しました。

この時期の成長過程は、おもちゃは散らかし放題、勝手に歩き回って目が離せません。
親としては気疲れする場面もハイハイ期より確実に増えます。
それでも、ゲームで遊んでいる感じと思えると、面倒な相手が一気に楽しく思えてくることもあったりします。
期間限定の大変さの中に楽しみを見つける、そんな育児の楽しみ方も案外悪くないかもしれません。

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妻と2人姉妹とベビーの5人家族、祖父母サポートなしで都会で生き抜くための方法を日夜研究している男性です。半年以上の長期育休経験あり

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