生後3か月の赤ちゃんがインフルエンザに感染した時の話。

感染経緯は？

我が家ではまず2歳の長女がインフルに感染しました。
長女が通う保育園の同じクラスでインフル感染者が出た翌日に長女も発熱。
そのため、恐らく長女は保育園からウイルスを貰ったのではないかと思います。
そして次女は長女から移され、長女が発熱した翌日の夜から発熱しました。

症状は？

次女が発熱する前、先に長女が小児科へ受診した際に、もし次女も発熱した場合に気をつけた方がよいことを医師に質問していました。
その際の医師の話によると、『インフルの症状は、体内の抗体がウイルスに対し過剰に反応することで起きるもの』なのだそうです。
そのため、抗体がしっかりしている人ほどウイルスに反応しやすく症状がひどくなるらしいのですが、生後3か月の場合、自分自身の免疫は十分にあるわけではないので、インフルに感染しても軽い症状で済むことが多い、とのことでした。
その話を聞いて少し安心していましたが、実際かかってみたら症状が軽いとはいえませんでした笑

まず発熱（38.8度）から始まり、ほぼ同じタイミングでくしゃみと鼻水も出てきました。
また、目やにも結構出ていました。
幸い咳は出ず、食欲は普段通り（普段通りの母乳量）でしたが、とにかく機嫌が悪い…
38.3度〜39.5度の熱が二日間続き、発熱中は日中も夜中もギャン泣きで、特に夜中は1〜2時間おきにギャン泣きが始まりました。
普段は抱っこしたらすぐに泣き止む次女ですが、抱っこしても泣き続け、体も熱くて本当にきつそうでした。
今回の次女の場合は、ぐったりというよりも泣き続けていました。
解熱後は機嫌も元通りになりましたが、鼻水は解熱後も2週間は出ていました。

薬のあげ方は？

お薬は2つ処方されました。1つは抗インフルエンザ薬を粉薬で。もう1つは鼻水などを抑える風邪薬をシロップで。
薬剤師の方曰く、この2つの薬は混ぜてOKとのことだったので、我が家では2つを混ぜ、薬局でもらったスポイトであげました。
薬剤師の方より、薬を水に溶かして哺乳瓶の口を使ってあげる方法も教えてもらったのですが、我が家は完母で育てており、次女が哺乳瓶に慣れていなかったので、薬局でもらったスポイトにしました。
特に苦戦することはなかったです！

インフルエンザワクチンは打っていた？

インフルのワクチンについて、私と長女は10月に接種していましたが、次女は接種しませんでした。
ただ小児科の先生より、『母親がワクチンを接種すれば、ほんの僅かだけど母乳を通して赤ちゃんへも抗体が送られるよ』と教えてもらいました。我が家は完母で育てているので、もしかしたらほんの僅かではありますが、次女にも抗体が送られていたのかもしれません。

予防接種が延期に…

生後3か月なので出生後の予防接種が忙しい時期でしたが、インフルに感染したことで当初予定していた予防接種のスケジュールは後ろ倒しになってしまいました。
次女のかかりつけの小児科は、基本的にインフル発症から3週間は予防接種を受けられないと決められていました。
そのため、次女は5種混合と肺炎球菌のいずれも3回目の予防接種を控えていましたが、インフルを理由にスケジュールを延期することになりました。

我が子が感染して思うこと

よく、インフルは発熱してすぐは陽性反応が出ないと聞きますが、次女は生後3か月で重症化が怖かったので、発熱してすぐに病院へ連れて行きました。
それでも我が家の場合は検査で陽性が出ましたし、医師に症状を診てもらうことができました。
できるだけお薬も早く飲んだ方がよいとのことだったので、発症から比較的早く対処できたことは良かったなと思っています。

生後3か月でインフルに感染した時はとても不安でしたが、すぐに通院し医師からアドバイスをもらい、お薬を処方してもらえれば、重症化を避けられる可能性も十分にあるのではないかなと感じました。