公開 :
今年、在宅で働いていて一番よかったと思えた瞬間の話

年末を迎え、この一年を振り返る中で、「在宅で働いていてよかった」と感じる場面がいくつかありました。特に印象に残っているのは、インフルエンザが流行したときのこと。
今年は例年より流行が早く、学級閉鎖や欠席の連絡が相次ぎました。わが家も例外ではなく、次男はしっかり発熱。長男は体調を崩していなかったものの、クラスの欠席人数が増え、突然「明日から学級閉鎖です」という連絡が入りました。
もしこれが、外に働きに出る仕事だったとしたら。
急な休みの連絡を入れることへの気遣いや、職場に迷惑をかけてしまうのではないかという気持ちで、落ち着かない時間を過ごしていたと思います。
在宅であれば、子どもが横で眠っている間に、できることだけを進める。様子を見ながら、無理な日は思い切って休む。そんなふうに、「看病」と「仕事」を同じ空間で行うことができました。
特に助けられたと感じたのは、自分自身が体調を崩したとき。子どもの看病が続き、気づけば自分も余裕がなくなっていました。それでも、布団から起き上がってすぐの距離で、体を温めながら仕事ができたことは、気持ちの面でも大きな支えでした。
もちろん、在宅ワークが楽な働き方というわけではありません。在宅ワークがえらいわけでもありません。
ただ、「子育て中の今のわが家には、無理の少ない働き方だったのかな」と、年末に改めて感じています。
仕事が完全に休みになるわけでもなく、子どもが家にいることで思うように進まない日もあります。
それでも、
「体調が悪いから働けない」
「子どもがいるから迷惑をかけてしまう」
そんなふうに自分を責める気持ちが少なく、家族の体調を守りながら、できる形で働くことができました。
それが、今年在宅で働いていて一番よかったと思えた瞬間です。
完璧にはできなくても、その時々の自分と家族に合った働き方を選べている。来年も無理をせず、今のわが家に合ったペースで働いていきたいと思います。
本年もありがとうございました!良いお年をお迎えください!

























