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「シール帳やってる?」と聞かれて、合わせたほうがいいのかな…と迷った日

子どもたちの間での流行って、あっという間に広がりますよね。ある日ふと、「シール帳ってやってる?」と聞かれて、流行っているのは知っていたけれど、「あ、わが家はやってないな」と気づきました。
「流行っているなら用意したほうがいい?」
「みんなが持っているなら合わせたほうがいい?」
そんなことを考えながら、娘の気持ちを聞いてみたときのお話です。
“シール帳”子どものころに持っていた方も多いかも?
今、子どもから大人まで幅広い世代の間で流行っているシール帳。好きなシールを集めたり、見せ合ったり、交換したり…使い方は人それぞれですよね。
子どものころにシール帳を持っていた方もいらっしゃるかもしれません。私自身はプリクラがメインの世代で、シールを集めるというよりは、プリクラを貼るためにシール帳を持っていました。
わが家の娘たちもシール帳の存在は知っていたものの、これまで特にやっていませんでした。何かのタイミングで「ほしい」と言うことはあっても、お店でなかなか出会えなかったり、継続して言われることもなかったので、そのまま見守っていました。
「みんなやってるよ」と聞いて、少し立ち止まった日
とあるきっかけで「シール帳、みんな持ってるみたいだよ」と聞いて…。でもよく考えてみると、そもそもその場は持って行く場じゃないよな、もし持っていたとしても毎回出して遊ぶ時間はないよな、と思って。
「みんなが持ってる」と聞いて、だから「わが子にも用意する」「合わせたほうがいいのかな」と少しだけ立ち止まりたくなりました。
「シール帳、やってみたいな」その理由を聞いてみた
そこで、シール帳を持ってるお友達が多い年長の長女に聞いてみました。
・シール帳はほしい?
・それはどうして?
・どんなふうに遊びたい?
・何が楽しそう?
すると長女からは、
・テレビで見て楽しそうだった
・シールを集めてみたい
・妹と交換したい
・お友達ともやってみたい
という答えが返ってきました。「みんなが持ってるから」ではなかったことが、少し印象に残りました。

「持っていないお友達がいたら?」と聞いてみた
さらに、「もしシール帳を持っていないお友達がいたらどうする?」と聞いてみると、
「そしたら、違うことで遊ぶよ」
「見せてあげられるよ!」
と、あっさりした答え。
この言葉を聞いて、「無理に“合わせる”必要はないのかもしれないな」と思えました。

子どもの気持ちと、わが家のタイミングで
流行っているもの=用意するもの、ではなくて、「本人がどう思っているか」を聞いてみる。それだけで、親の気持ちも少し楽になる気がしました。
わが家なりのタイミングで考えていけたらいいなと思います。とはいえ、最近は娘ふたりともシール帳の話をすることが増えてきたので、近いうちに選ぶ予定です。
流行よりも、まずは子どもの声から。


























