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7歳女子のサンタへのお願いが強気、親サンタが思わず笑った手紙の内容

小さいながらの試行錯誤と、それを見守るサンタの情報戦

皆さんは年末年始いかがお過ごしでしょうか。
小さい子供を持つ家庭においては、サンタ業お疲れさまでした。
我が家にも7歳、5歳、1歳の子供がいるので、クリスマスは大忙しでした。
そんな家庭でのクリスマスイブから翌朝の様子をお伝えします。
サンタの来訪に備える7歳女子
クリスマスイブの午後、我が家の7歳女子(通称ななちゃん)は意気揚々と家に帰ってきました。
2025年のクリスマスイブは平日なので、日中は学校があったからです。
帰宅後、ななちゃんは素早く宿題を終わらせ、次回の登校準備もさっさと自分でやっていました。
今夜はサンタがプレゼントを届けに来てくれるということで、目に見えて自発性が高まっていました。
いつもより早く支度が終わって手持ち無沙汰なようだったので、親から「サンタさんがこの家の子供にプレゼントを置いていきやすくするにはどうしたらいい?」と問いかけてみました。
すると今までに読んだサンタの本に書いてあったことを思い出したようで、手紙を書き始めました。
サンタに手紙を書く7歳女子

ななちゃんがサンタに書いた手紙は2種類ありました。
1つ目は家の中の案内です。
サンタクロースの絵本ではリビングにプレゼントを置いていくという描写が多いためか、リビングまでの案内メモを用意して家の各所に貼っていました。
メモは4枚でした。
1枚目は玄関ホールに貼ってありました。

「かいだんのぼってください」
実にシンプルな指示文です。
これなら初めてこの家に入った人でも、何をすればいいかすぐに分かります。
5W1Hが揃っていないとかは、小学1年生にはまだ関係ないのです。
そこにあるのは、サンタクロースは必ず今夜この家に来るけれど、家の中のことは知らないだろうという信念なのです。
2枚目のメモは階段の途中にありました。


「こっちです。」
いきなり指示語のみの文になりました。
矢印もあるので迷うことはないでしょう。シンプルイズベスト
3枚目はこっちにありました。

「もうすぐリビングです。」
今度は方向だけでなく、ゴールが近いという示唆をしてきました。
たくさんの家を回ってプレゼントを配るサンタは疲れていると思ったのでしょうか、さすがです。
3枚目のメモに書いてある通り、4枚目のメモはもうすぐそこのドアに貼ってありました。

「ここリビングです。
はいっておもちゃをおいていってください
(4人きょうだいです。)」
・・・ん⁉

ついに本音が出てしまいました。
「サンタを歓迎しているのではない、プレゼントさえあれば十分なのだ」と受け取ってしまうのは汚れた大人のエゴなのでしょうか。
そして最後に書かれている4人きょうだい、これはウソです。
実際は冒頭に書いた通り3人きょうだいなのですが、母親もプレゼントをもらえるようにと、水増し請求したとのことです。
(父親は数に入らなかったようです。)
・・・気を取り直して、リビングに入ります。
さきほどは「プレゼントを置いてさっさと出ていけ」と解釈してしまいましたが、リビングには子供たちからサンタへの思いやりが書き留めてありました。

「サンタさんへ
このラムネあげます。
そのかわりすみっこの
パソコンください
(名前)
小学1年生(ハート)」
「サンタサンヘ
ソフトクリームメー
カーだよワスレ
ナイデね
オカシモヨウイ
シトクヨ
(名前)より」
これ、完全に笑わせにきてるだろ!
7歳と5歳の姉妹コンボが突っ込みどころ満載でした。
ちなみに子供たちが寝る前、サンタにお菓子を用意しようして、父親の私に相談しに来ました。
私からは「君たちがあげたいものだから家族用のお菓子はダメ、自分のお菓子ストックから出すように」と告げたところ、子供たちはかなり困った表情になり、渋々できるだけ小さいお菓子を選んでいました。
小さな子供たちにとって、お菓子の価値は相当大きいようです。
用意されたお菓子は、サンタ役の人が食べて空袋をその場に残しておきました。
サンタからのプレゼントを受け取る7歳女子

一夜明け、クリスマスの朝になりました。
いつもより早く起きてきた子供たちはリビングに置かれていた大きい袋を見て大喜び
届けられたプレゼントとお菓子の空袋を見て、子供たちはサンタの存在を確信して盛り上がっていました。
このような風景はあと何年見ることができるのか、親としても楽しみです。
サンタからのプレゼント?を受け取る〇〇歳女性
番外編です。
育休中の妻の収入減は育児休業給付金で、月々(正確には2ヶ月ごと)の収入はありますが、働いている時と違ってボーナス支給はありません。
12月はボーナス月なので、サンタに代わってプレゼントを届けることにしました。
部屋干ししてある靴下に贈り物を入れます。

相手は大人なので、夢も希望も関係なく、最も使い勝手の良い紙切れを封筒に入れておきました。
本音を言えば、仕事がどんなに忙しくても朝夕の家事育児をきっちりやったために残業できなかった分を、私も妻からもらいたいくらいです。
しかし特別な日には特別な体験を、ということで今後の妻への期待も込めて、メリークリスマスとしました。


























