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「直してほしいところはありますか?」の言い換え、先生に学ぶ言葉づかい

学期末、初めて娘の個別面談に行った夫。帰宅後、話を聞かせてくれた中で私が特に印象に残ったのは、これまで気にも留めなかった、子どもが前向きになる先生の言葉づかいでした。
夫の気づき
今まで娘が口癖のように連呼し、当たり前に聞いてきた言葉の中に「チャレンジする」があります。面談にて夫が「どこか直してほしいところはありますか?」と聞いたところ、「チャレンジしてほしいことは…」と続けた先生。そこに驚き、感心したそうです。思い返せば、直してほしいところ、克服してほしいところ、娘も総じて「チャレンジ」と表現していました。

娘の気づき
「チャレンジする」は前向きな言葉なので、友達の「チャレンジする」にもとても関心を持っています。そして「すごいこと」「みんなで拍手したこと」として、娘はこれまで何度も聞かせてくれました。「苦手なモモ、ひとくちチャレンジしたんだよ」と、小さなチャレンジもきちんとカウントしています。結果ではなく過程に目を向ける姿勢に、言葉の力を感じます。
私の気づき
苦手なことや、つい時間を要してしまうこと、ついつい気にしてしまいます。特に子どもと過ごす時間が長いと、自分の思い通りにならないことや本来のパワーを発揮できないことも増えます。克服しなきゃ、工夫しなきゃと思うときに、「チャレンジ」という言葉に置き換えると、なんだか敷居が低くなるとともにワクワクする気持ちさえ生まれます。
まとめ
言い方一つで変わる印象、それも夫に言われるまで気が付かなかった自然な声かけに、学ぶことが多くありました。先生の言葉づかいは本当に得るものが多くて、尊敬の念が絶えません。子育てをする中で言葉は教えるものだと思っていましたが、案外子どもから学ぶことのほうが多いのかもしれないと思いました。
誰しも毎日チャレンジの日々。年の瀬に嬉しい気づきでした。


























