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「入園準備」を始める前に、夫婦でやっておいてよかったこと

「入園前にやっておくといいこと」と聞くと、提出書類や持ち物の準備を思い浮かべる方が多いかもしれません。でも、我が家が「やっておいて本当によかった」と感じているのは、「入園準備を始める前」に、夫婦で入園準備そのものについて、しっかり話し合ったことでした。
「何を準備するか」だけでなく、「どう準備するか」を共有
入園が決まると、園からたくさんの書類や持ち物リストが届きます。我が家は双子だったこともあり、準備物の量も情報量も多め。そこでまずやったのは、「なにが必要で、いつまでに、誰が、どう準備するか」を夫婦で一緒に整理することでした。
・書類関係はいつまでに書く必要があるのか
・既製品で済ませるもの、手作りが必要なもの
・準備のピークはいつ頃になりそうか
我が家は共働きなので、こうしたことを事前に共有しておいたおかげで「これ、もうやった?」「それ聞いてない…」というすれ違いや、「どちらか一方だけに入園準備の負担がかかりすぎてしまう」ということも減らすことができました。
夜な夜な一緒にやった、双子分のお裁縫
入園準備の中でも、特に印象に残っているのが裁縫です。通園バッグやお着替え袋など、双子分となると数も工程もそれなりにあります。夫婦で相談した結果、「裁縫が得意かどうか」は関係なく、何事も夫婦で一緒に準備することにしました。
夜な夜なお着替え袋を2人で縫いながら、送迎や入園後の生活リズムなどの考えを話し合ったり、子どもたちの個性やこれまでの成長について思い出し語り合いながら作業できたことで、とても感慨深い時間になりました。また、その時間のおかげで、入園後の登園しぶりや書類提出などに関しても夫婦で相談して協力し合う環境が整いやすかったように思います。

色やデザインは、それぞれが子どもに聞き取り
上履き、コップ、袋物などは、園で毎日使うもの。色やデザイン、キャラクターの好みは、夫婦それぞれが子どもたちに聞き取りをしました。面白かったのは、ママに答えた内容と、パパに答えた内容が違ったことです。「パパにはこれ言うと喜ぶと思って」と子どもたちなりの温かい理由がありました。
そんな時は、「どっちにする?」「自分が本当に欲しいものを選んでいいんだよ」ともう一度みんなで相談。子どもたちにとっても、「自分の気持ちをちゃんと聞いてもらえた」という経験になっていたように思います。
名前は基本「手書き」
持ち物に書かれた母の手書きの名前にとても励まされてきた私自身の経験から、持ち物はなるべく手書きで名前を書きました。子どもたちの寂しさや不安に少しでも寄り添えるように、そして「パパの字だ、ママの字だ」と少しでもそばに感じてもらえるように。手書きにしたことで、子どもたちも持ち物に親しみを持ってくれたように思います。
「一緒に準備した」から、入園式の日の気持ちが違った
こうして迎えた入園式。子どもたちの小さな背中を見ながら、不安や寂しさはもちろんありましたが、それ以上に実務的な夫婦協力のおかげで「ここまで一緒に心の準備もしてきた」という温かい実感がありました。だからこそ、子どもたちの不安にも、離れる寂しさにも、夫婦で同じ温度感で寄り添えた気がします。
入園準備は、ただ物を揃える時間ではなく、家族で「新しい生活に向かう準備」をする時間。もしこれから入園準備を始める方がいたら、ぜひ「準備に取りかかる前」に、夫婦で一度、話す時間をとってみてください。きっと、その後の大変さも、思い出も、少し違って見えてくるはずです。
「大丈夫、パパとママが心を込めて用意したこの持ち物が守ってくれるよ」そんな風に温かく送り出せたらいいですよね。


























