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「はじめてのおつかい」に潜む落とし穴!ピンチを「母の教え」で乗り切り友情が芽生えた話

子育てをしていると日々たくさんの「はじめて」に直面すると思います。我が家には小3の長男と年少の長女がいますが、子どもたちのはじめてにはなるべく立ち会ってきたつもりです。
けれど立ち会うことができなかったはじめての一つに「おつかい」がありました。
今回は我が子ではなく、たまたま子連れで行ったスーパーではじめてのおつかいを経験中の子に出会い、その子の成長はもちろんのこと我が子の成長も感じられた素敵な機会に立ち会うことができたので、記事にします。
大雪で臨時休校!久しぶりの子連れでスーパーへ
北海道札幌市が記録的な大雪で臨時休校、臨時休園になった日に、丁度買い物に行きたいと考えていた私。普段は子どもたちがいない隙に一人で優雅にスーパーに行き、自分が見たいものだけを見ていますが、子連れとなると大変なことが予想されるため、行く前からグッタリ。
でも食材は底を尽きそうだったため、意を決して歩かない系女子の長女をそりに乗せ、そり引っ張るのが大好き系男子の長男にそりを引っ張ってもらい、三人で仲良く最寄りのスーパーに向かいました。
近所のスーパーなので行くと大抵知り合いに会うのですが、この日は長男より一学年下のA君がたまたま買い物に来ていてばったり遭遇。ちなみにA君や弟君、ママとはよく地域のイベントや外食先でもばったり会うことが多く、長男や長女もA君の顔を見たことはあるのですが、名前までは覚えておらず。むしろママ達の方が他愛もない話で盛り上がる仲の良さ。
A君も私たちを見かけた途端に顔がぱぁっと明るくなり駆け寄ってきてくれて「今日ね、はじめて一人でおつかいにきたんだよ!」と教えてくれました。
小3の長男は小1の時に近所の花屋さんではじめてのおつかいを経験しており、今までに何度か花屋さんで花を買ってくるおつかいを頼んだことがあるのですが、このスーパーには一人で来たことはありません。思わず「一人でのおつかい偉いね!凄い!」と声をかけると、「でもね、パンを買いに来たんだけどパンの場所がどこかわからなくて…」と困っていたA君。このスーパー、安くて人気はあるのですが店員さんが少なくて、子どもからすると物の場所を聞ける人がいないんです。
すると長男が「パン売り場はこっちだよ」とA君をエスコートして一緒にパン売り場に向かいました。

はじめてのおつかいに潜む落とし穴
とはいえ長男自身もパン売り場がどこかわかっていなかったようで、「そこの通路を右に曲がって、突き当りを左ね~」と指示を出しながら私は長女と買い物をしていました。
そろそろレジに並ぼうかというタイミングでふと長男を探すとA君に付き添っており、レジを終えたA君が「おばちゃん!パンね、無事に買えたんだよ!お母さんが好きなパンも見つけられたから、帰ったらお母さん喜ぶと思うんだ!」とにっこにこの笑顔で教えてくれて、思わず私まで嬉しくなりました。A君、本当に良かったね!よく一人で頑張りました。
長男とハイタッチをし、買ったパンを大切そうに抱えたA君の後ろ姿を見送りながら、長男もはじめてのおつかいの時はこんな様子だったのかな?と姿を重ねてしまいました。
にこにこ笑顔のA君を見送り、レジ待ちの列に一緒に加わった長男に「ところで君はなぜパンを見つけた後もA君に付き添っていたのか?」聞きました。すると「だってママの言う通りにしたんだよ?」と言われ私の頭の中はクエスチョンマークでいっぱいに。
長男は言葉が遅く説明が苦手な子なので、詳しく聞いていくとどうやらパンを見つけたものの、一人でレジに行くのが不安だったA君。そこで長男はそんなA君の様子を感じ取り「大丈夫?他に手伝えること、何かある?」と自分から聞いたそうで「レジが心配だからついてきてほしい」とA君に言われたから、一緒に付き添っていたとのことでした。
ここのスーパーで私が長男に一人でおつかいを頼んだことがない理由は、このレジ。
バーコードのスキャンは店員さんがしてくれるのですが、お金の支払いはすべて機械で行わねばならず、最初の画面から難しい漢字や英語(SuicaやiⅮなど)が出てくるため、小学校低学年くらいまでの子はこの操作ができないだろうなと思い、懸念していました。案の定A君もこの会計が心配で長男に付き添ってもらったようで、お札を握りしめてきたA君は現金での支払いなので【現金】の【金】の字から、ここのボタンを押すんだと二人で推測し、無事に支払いができたようでした。
「母の教え」でピンチを脱出した小学生たち
そしてビックリしたのが長男の「大丈夫?他に手伝えること、何かある?」この言葉。
これはまさに、私が長男に教えた言葉でした。困っている人を見かけたら、長男は誰彼構わずぐいぐいと助けに行きます。そこが長男のいいところでもあるんだけど、人との距離感が近すぎてびっくりされたり不審がられることもしばしば…。
長男は優しさからの行動でも、受け取る相手はそう感じていない場面も多々あり、困っている人を見つけたら、自分から「大丈夫ですか?お手伝いできることはありませんか?」って聞いてごらん、相手がもし手伝ってほしいなら長男ができることを手伝う、手伝わなくていいなら「わかりました」と言って見守ろうね、と教えていました。
だいぶ昔、まだ就学前に教えた言葉だったので、長男が覚えていたことにも、その言葉を使ってほしい場面で使えたことにもビックリ。
そしてこの言葉をかけたことからA君に付き添い、会計も無事にできて、A君がはじめてのおつかいをやり遂げることができたね。二人でピンチを乗り切ってくれてよかったよ。
最後にはハイタッチまでしちゃうほど急速にA君との仲が深まり「はじめて友情が芽生えた瞬間」に立ち会うことができて、母として嬉しく思います。
「ピンチはチャンス」まさにこの言葉の通りだし、一人じゃできないことも二人なら乗り切れる。子どもたちの前にはまだまだ無限の可能性が広がっているし、お友達と力を合わせれば難しいことにも立ち向かっていける。そういった親だけじゃ教えられないことを、お友達との関係性からどんどん学んでいってほしいし、我が子だけじゃなく子どもたち皆の成長をこれからも見守っていきたいなと感じました。
我が子の成長はもちろんのこと、お友達の成長もとっても嬉しく感じます。
(みんないつもたくさんのかけがえのない時間を、ありがとう!)
この記事を書いた人


























