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大寒波の朝、登校中に転倒事故。「大丈夫!?」に救われた日

1月末、大寒波の影響で大阪でも朝の気温はマイナス1度。
いつもより空気が冷たく、足元がひんやりする朝でした。
その日も、いつも通り小学校へ向かった小3の息子。
まさか、登校中に思いがけない出来事が起こるとは、
このときは思ってもいませんでした。
登校中、つるっと転倒。その瞬間に起きたこと
少し寝坊して、いつもより気持ちが急いでいた朝。
日陰になっていた道で、息子はつるっと足を取られ、
顔から転んでしまいました。
上唇を強く打ち、口の中を切ってしまったようで、
思わず口元を触ると手が血だらけに。
何が起きたのか分からず、本人もパニックになったそうです。
「大丈夫!?」と声をかけてくれた人
そのとき、ちょうど通りがかった女性が
「大丈夫!?」と駆け寄ってきてくれました。
たくさんのティッシュを渡してくれて、
一緒に出血を抑えてくれたそうです。
あとから息子は、
「声をかけてもらえたのが、すごくうれしかった」
と話してくれました。
あの一言と行動に、どれだけ救われたか。
顔も名前も知らない方ですが、心から感謝しています。
教室には行かず、保健室へ
息子はそのまま学校へ向かい、
教室には行かず保健室へ直行しました。
すぐに先生から連絡があり、
私も急いで学校へ向かいました。
保健室には校長先生や教頭先生も来てくださっていて、
状況を一緒に確認してくださいました。
「なんてあたたかい学校なんだろう」と、
胸がいっぱいになったのを覚えています。
私の顔を見た瞬間、ぽろぽろ泣き出した朝
保健室で息子と顔を合わせた瞬間、
それまで必死にこらえていた気持ちが切れたように、
息子はぽろぽろと泣き出しました。
転んだときも、血を見たときも、
知らない人に助けてもらったときも、
きっと一人で頑張っていたのだと思います。
小3になっても、不安になるし、怖いよね。
よく頑張ったね、と思わず抱きしめました。
保健室から歯医者さんへ
傷の状態を見ると、
このままではふさがらないかもしれないとのことで、
ランドセルは学校に置かせてもらい、
そのまま歯医者さんへ向かいました。
息子は矯正中だったため、
器具が壊れていないかも心配でした。
口のケガは、歯医者さんで縫えると知って
診てもらったところ、
矯正の器具には問題なし。
ただ、口の中は思っていた以上に深く切れていて、
先生から
「縫ったほうが早く治ると思います」
と説明がありました。
怖くて何度も首を振っていた息子でしたが、
話を聞いて、最後は「…頑張る」と決断。
実際には思っていたほど痛くなかったようで、
処置後は
「縫ってよかった〜!」
と、すっかり元気に。
結果的に、上唇を2針縫ってもらうことになりました。

今回のことで知ったこと・気づいたこと
今回の出来事で、
いくつか大きな気づきがありました。
・口の中のケガは、歯医者さんで丁寧に縫ってもらえること
・寒い朝の「急ぎ」が、大きなケガにつながること
・矯正中は、思わぬところで口を切ってしまうこともあるということ
そして何より、
困ったときに手を差し伸べてくれる人がいるということ。
息子は帰り道、
「ぼくも誰かが困ってたら、声かける!」
と言っていました。
数日後。いつもの日常に戻って
数日後には腫れもひき、
傷もきれいに治りました。
1週間後に抜糸を終え、今はすっかり元気です。
抜糸を終えたあと、持ち帰った糸を見ながら、
「これ、ぼくが頑張った証やねん」
と、ちょっと誇らしげでした。
あの日の「大丈夫!?」という一言。
学校や歯医者さんのあたたかい対応。
あの朝に感じたたくさんの優しさを、
親子でずっと忘れずにいたいと思います。

ちなみに先生には
「糸を持って帰りたいって言われたの、初めてやわ〜」
と言われました。
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