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注意されると極端にへこむ5歳息子に、声をかけ続けた結果

「そんなに気にしなくていいよ、次は気をつけよう」そう何度も声をかけたくなるほど、5歳の息子は人から注意されると驚くほどへこみます。しかし、その姿は同時に昔の自分を見ているよう…。公園で注意をした日、ほんの小さなことでも帰宅後はしょんぼり。「ぼく、だめだった?」そう聞いてくる表情は、注意の内容以上に、自分自身を責めているように見えました。この反応、本当に自分にそっくり。私自身も昔から、注意されたり間違いを指摘されると、極端にへこんでしまうタイプでした。気にしすぎてしまう癖のせいで、「もっと気楽にいたいな」と思ったことも…。真面目で責任感の強い息子に「もっと気楽になってほしい」と思い、ある声かけをスタートしました。
真面目で責任感が強いからこそ
我が家は男女の双子ですが、二人の性格は真逆で、特に息子はかなり慎重で真面目。正義感が強く常にルールを守ろうとするし、周りの期待にも応えたい。だからこそ、うまくいかなかったときに「自分が悪い」「ぼくはだめなんだ」と、全部を自分に結びつけてしまう。そしてそれは、責任感が強い人ほど起こりやすい反応でもあるようです。私自身も友達に「責任感強すぎるよ」「もっと肩の力抜いて」と何度言われたことでしょう…。
「あなた」ではなく「行動」が注意されている
そこで私が、繰り返し息子に伝えたことがあります。「注意されたのは、〇〇くんがだめだからじゃないよ」「〇〇した“行動”について注意しただけなんだよ」。自分自身(人)と、自分がやったこと(行動)を、切り離して考えられるよう、声かけを始めました。やはり一度で伝わるものではなかったので、何度も同じ言葉をかけました。
・あなたがだめなんじゃない
・できなかった行動を、次どうするか考えるだけ
・間違えたからって気にしすぎなくてもいいんだよ
感情が落ち着いているときにも、日常会話の中で時々繰り返して話をしました。
少しずつ、へこむ「数」が減ってきた
ある日、少し強めに注意した際、以前ほど引きずらなくなっていることに気づきました。落ち込まないわけではないですが、立ち直りが早く、引きずらないようになりました。「次はこうすればいいんだよね」。そう言えるようになった息子の姿に、母は感激。そこで、「注意されること=攻撃」ではなく、「パワーアップするチャンス」なんだよと、前向きに捉えられるように声をかけました。

実は、私自身も変わっていた
そして気づいたことがもう一つ。変わったのは息子だけではありませんでした。私自身、仕事での小さなミス。園への連絡漏れ。以前なら、「あ〜やってしまった…」と、密かに心の中で一日中引きずっていた出来事を、「次はどうするか」とすぐ切り替えられるようになっていたのです。息子に伝えていた「声がけ」そのもので、私自身にも変化が起きていました。
へこみやすさは、弱さじゃない
注意されてへこみやすいのは、弱いからではないのだと思います。真面目で、責任感があって、ちゃんとやろうとしている証拠。だからこそ、「気にしない」よりも、「分けて考える」こと。息子も私もそうやって、自分の良いところを励ましながら一緒に成長できたように感じます。
声をかけ続けた先に、少し前向きな日常が待っていました。
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