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見逃さないで!2月の天体ショーは親子で学びが楽しめる絶好のチャンス!

小学生の頃、理科の授業ではじめて「天体観測」について学び、虜になりました。一目惚れならぬ、初恋の星はりゅうこつ座の「カノープス」。日本では観察条件が限られる星です。そんな私の思い出話を5歳双子に話してみると、「見てみたい!」と大興奮。2月は見やすくなるとSNSで知り、国立天文台などのサイトで天体情報を調べてみると、素晴らしいニュースが!2026年2月は、冬の澄んだ夜空で楽しめる貴重な天体イベントが盛りだくさんです。全て日没後〜21時頃に観測できるので、親子や家族で夜空を見上げるきっかけに、ぜひ参考にしてくださいね。
カノープスが見られるチャンス!
カノープスは、りゅうこつ座の1等星で、全天で2番目に明るい恒星です。日本では南の低い空に見え、本州以北では観察条件が限られますが、2月は比較的観察条件が良い時期とされています。晴れた夜、南の地平線近くを観察してみましょう。冬の大三角(オリオン座など)の位置を目印に探すと見つけやすいそうです。東京では14日辺りで20時半頃、20日辺りで20時頃、一番空の高い位置(南中)に昇ります。その南中の30分〜1時間前後が観測チャンスです。

私が一目惚れしたカノープス。その理由をウェザーニュースから引用してご紹介します。
「カノープスは見づらく、縁起の良い赤い色に見えることから、中国では「南極老人星」や「寿星」と呼び、特別な星としていました。南極老人は、日本の七福神の寿老人あるいは福禄寿の元になった神様で、長寿をつかさどるとされています。このため、カノープスは縁起がよい星と言われ、見ると長生きできると伝えられています。」
引用元:ウェザーニュース
とてもロマンチックだなぁと思いました。お住まいの地域によっては見えない場合もありますが、普段なかなか見られない星を観測できるかもしれないチャンス。そう思うとワクワクしますよね。
【ポイント】
カノープスはとても低い位置に見えるため、遮る建物や山がない南の方角を選ぶのがコツです。
2月20日頃、水星が見やすい時期(夕方の西空)
水星は太陽に近いため、通常は明るいうちに沈んでしまい、なかなか見ることができません。しかし2月は夕方の西空で高度が高くなり、観察好機となります。2月20日頃、水星が太陽から最も離れて見えるため、日没後でも見つけやすくなります。低い空まで見渡せる開けた場所で、日の入りから約30分後〜1時間ほどの間に探してみるとよいそうです。水星の近くには土星があり、さらに低い位置にはひときわ明るい金星が輝いているため、目印になります。さらに27日頃には、明るく輝く木星と月が並びます。分かりにくい場合は、無料の天体アプリを利用すると見つけやすいです。
2月28日 惑星パレード(惑星の見かけ上の整列)
2月28日には、6惑星が夕方~夜にかけて並ぶように見える珍しい配置が見られます。並ぶのは、水星・金星・木星・土星・天王星・海王星。決して綺麗な一列に見えるわけではないようですが、これだけの惑星が同じ時間帯に観察できるのは貴重な機会なんだそうです。※実際に宇宙空間で一直線になるわけではなく、地球から見た見かけ上の配置(惑星パレード)。
観察の目安は日没後約30分。西の空を見渡すと、連なった惑星が同時に観測できます。調べてみると、金星・木星・土星は肉眼でも比較的見やすいですが、天王星・海王星は暗いため双眼鏡や望遠鏡が必要のようです。
【ポイント】
・地平線が開けている場所(海沿い・公園など)がおすすめ
・光害(街明かり)が少ない場所を選ぶ

夜空が華やかな今月がチャンス!
流星群は真夜中や朝方の観測が多いですが、今回の天体イベントはどれも日没後〜21時頃までに観測できるため、親子で挑戦しやすいのが嬉しいポイントです。天候や観測地の環境次第ではありますが、絶好のこの機会に、お子さんと一緒に空を見上げて星や惑星の位置を探してみてはいかがでしょうか。

寒い日の天体観察はきっと、素敵な家族の夜の思い出になるはず。
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