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子育て最優先でも評価は積み上がる|子育てと仕事を両立するリアル

在宅勤務中、突然上司から電話がかかってきました。
普段はメールやチャットでのやり取りが中心。
思い当たる節を必死に探しながら電話に出ると、告げられたのは来季からの昇格でした。
正直、想像もしていませんでした。
なぜなら私はこれまで、「子ども最優先で働く」と決めてきた社員だったからです。
制度を使いながら働くという選択
私は会社の両立支援制度を積極的に活用してきました。
・在宅勤務制度
・フレックス制度
・子の行事休暇
・子の看護休暇
・時間休
・有給制度
・休日振替制度
学校行事には全て参加し、体調不良のときは迷わず休む。
先日の面談でも「もう少し仕事に比重を置いてみないか」と提案されましたが、「今はまだ子育てを優先したい」と伝えたばかりでした。
そのため、今回の昇格は意外な出来事でした。
「制度を使う=評価が下がる」は本当か?
子育て世代の多くが、一度は不安に思うことがあります。「制度をフル活用していたら、評価は下がるのではないか」私自身もそう感じていました。
しかし今回の経験から感じたのは、評価されるのは「働く時間」よりも「仕事の質と姿勢」だということです。
時間が限られているからこそ、
・優先順位を明確にする
・会議や資料を効率化する
・判断を先延ばしにしない
自然と仕事の密度は高まります。
子育て中の働き方は、弱みではなく「鍛えられる環境」でもあるのだと気づきました。
子育て経験は、確実に仕事に生きる
私は住宅設計の仕事をしています。
子どもを育てる中で、暮らしを見る視点が大きく変わりました。
朝の混雑する動線。
洗濯から収納までの流れ。
家族の距離感の取り方。
日々の体験が、そのまま設計のヒントになります。
子育てに時間をかけたことは、キャリアの遠回りではなく、仕事の深みを増す時間でもあるように感じています。
ワーママ歴10年目にして思うこと
仕事か、子育てか。どちらかを完璧にしなければならないと感じる瞬間は少なくありません。でも、どちらかを削らなくてもいいのかもしれません。
ライフステージによって、濃淡を変えていく。
今は子育てを濃く、将来は仕事を濃く。
その柔軟さこそが、長く働き続ける力になるのではないでしょうか。
大切にしたいものを守りながら、目の前の仕事に誠実でいること。それはきっと、誰かが見ています。
30代ラストで得たこの実感が、同じように悩みながら働く方の小さな勇気になれば嬉しいです。
これからの40代が、より楽しみになっています。
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