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【新学期前に10分】親子でアップデートしておきたい「からだのルール」

別れと出会の季節。進級、クラス替え、担任の先生の変更、新しいお友だち。子どもにとってはワクワクと同時に、環境が大きく変わるタイミングです。そんな新学期前に、わが家で毎年アップデートしていることがあります。それが「からだの大切さ」についての確認です。きっかけにしているのは、『だいじ だいじ どーこだ?』(遠見才希子/大泉書店)という絵本。この絵本を読みながら、子どもたちの年齢や新しい環境に合わせて「からだのルール」をアップデートしています。
『だいじ だいじ どーこだ?』ってどんな絵本?
この絵本は、「自分のからだは自分のもの」「だいじなところはどこ?」を、やさしい言葉とイラストで伝えてくれる一冊です。子どもにとって本当に大事な、プライベートパーツの考え方や、嫌なときは「いや」と言っていいことが、シンプルに、まっすぐに描かれています。「性教育」というと身構えてしまいがちですが、これは「命とからだを守るための教育」だと思って伝えています。

なぜ「新学期前」に見直したいのか?
新学期は、子どもの行動範囲が広がるタイミング。先生が変わったり、はじめましてのお友達がいたり、習い事が増えたり。つまり、「接したことのない人との時間」や「親の目が届かない時間」が増える時期でもあります。だからこそ、「あなたのからだは、あなたのもの」「困ったら、必ずママやパパに言っていい」この2つを、改めて確認しておきたいなと思っています。わが家では、年に1回読むだけではなく、薄着になる季節の前やプールが始まる前などに「言葉をアップデート」するようにしています。

年齢とともに、伝え方は変わる
年少・年中くらいの時は「水着で隠れるところはだいじ」と伝えたり、「勝手にさわらせない」「いやなときはいや」という簡単で分かりやすい言葉を繰り返し伝えていました。年長からは、「写真を勝手に撮らせない」「インターネットの怖さ」「内緒だよと言われたら相手が大人でも注意する」など、少し別のシチュエーションを交えて説明するようにしています。同じ絵本でも、年齢や環境の変化に合わせて話す内容を少し広げるだけで、家庭の「性教育レベル」はアップデートされていくはずです。
「うちはまだ早い」は本当?
「まだ早いかな」「田舎に住んでるし、危ないことはないかな」なんて思っていたこともありましたが、時代は変化していますし、旅行や商業施設で過ごす時、トイレでの過ごし方や待っている間など、早めに伝えておいてよかったと思うこともありました。性教育は、「早い・遅い」ではなく、「事故が起きる前にするもの」。怖がらせるためではなく、「あなたは大切な存在だよ」と伝える時間。新学期前は、親も子も少し緊張しやすい時期。だからこそ、絵本を通してやさしく確認するのがちょうどいいのではないでしょうか。
新学期前に、もう一度
持ち物の準備。名前つけ。新しい上履き。それと同じくらい大切なのが、心とからだの準備。環境が変わる前に、親子で「だいじ」を確認する時間を。絵本1冊、10分でできます。この10分が、子どもの未来を守る力になるかもしれません。
【絵本詳細】
書籍名:だいじ だいじ どーこだ?
著者:遠見才希子(作)/川原瑞丸(絵)
出版社:大泉書店
価格:1320円(税込)(本体1200円+税)
判型:21cm × 23cm 判
ページ数:32ページ
新学期前、ぜひ一度ご家庭でもアップデートしてみてくださいね。
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