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「オレ、小学校行くのやめるわ」と言った年長次男|入学前に読んで良かった絵本

次男が年長さんだった頃の出来事です。幼稚園の年長クラスで、みんなで小学校の見学へ行った日のこと。わが家の次男にとって、小学校はまったく知らない場所ではありません。長男がすでに通っているので、知っている先生やお兄ちゃんの友達もたくさんいます。
その日、幼稚園の先生から聞いた話では、次男はとても楽しそうに校内を歩き回っていたそうです。長男の担任の先生を見つけて「U先生やっほー!」と声をかけたり、長男の友達を見つけて「また、うちに遊びに来てもいいよ」と話したり。
すっかり馴染んだ様子で、小学校見学を満喫していたとのことでした。
「オレ、小学校行くのやめる」
ところがその日の夕方、幼稚園から帰ってきた次男が、突然こう言ったのです。「オレ、小学校行くのやめるわ」え?さっきまで楽しそうだったんじゃないの?
びっくりしたのは親だけではなく、幼稚園の担任の先生も理由を聞いてくれたそうですが、これといった理由は特にない様子。それでも息子の意思はなかなか固く、なんと園長先生のところへ行って「来年も幼稚園に通っていいですか?」と許可を取りに行ったというのです。優しい園長先生は、「来年も遊びに来てくれるのはすごく嬉しいよ」と話してくれたそう。
それを聞いた息子はすっかりその気になったようで、「今週は〇〇先生と〇〇先生からOKもらったから、来週は〇〇先生と〇〇先生に許可とらなきゃ」と、毎日のように報告してくれるようになりました。
年長さんなりの計画
そんな話を聞いていると、年長さんなりに考えていることもあるようでした。さすがに6歳。「勉強はしないといけない」という認識はあるらしく、来年度からはランドセルを背負って幼稚園に通うという計画なのだとか。
さらに息子いわく、幼稚園の先生たちは「結構頭が良い」から、小学生の勉強なら教えてもらえるはず。とのこと。幼稚園の延長で、小学校の代わりになる場所を自分なりに作ろうとしていたようでした。
入学前の子どもと読んだ絵本
結局、最後まで「小学校に行くのをやめた理由」は、はっきりとはわかりませんでした。
でも、もしかすると
・知っている場所でも少し不安になったのか
・環境が変わることを感じ取ったのか
年長さんなりに、いろいろ考えていたのかもしれません。
そこで、小学校をテーマにした絵本をいくつか読み聞かせしてみました。その中でも、次男が特に気に入っていたのがこの2冊。
『とてもすてきなわたしの学校』(童話館出版)1870円
『バーバパパのがっこう』(講談社)1540円
学校ってどんなところ?どんなことをするの?そんな疑問を、やさしく教えてくれる絵本。小学校生活の楽しそうな様子が伝わってきて、入学前の子どもでもイメージしやすい内容でした。
気づけば「小学校楽しみ」
こうして絵本を読んでいくうちに、次男の口から出る言葉が少しずつ変わっていきました。「オレ、小学校行くのやめる」と言っていたはずなのに、いつの間にか「小学校行くの楽しみ」と言うように。
入学前の子どもにとって、小学校はまだ見えない世界。不安も期待も入り混じっているのだと思います。そんな時、絵本で学校生活をイメージできると気持ちが少し軽くなるのかもしれません。
年長さんだったあの頃、「小学校行くのやめるわ」と宣言していた次男。今ではすっかり、小学校生活を楽しんでいます。
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