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家事×育児×仕事×年度末…今こそサクッと読めて心に響くエッセイ本5選+α

家事、育児、仕事…そして年度末。慌ただしい毎日の中で「ちょっと立ち止まりたい」と思うことはありませんか?私はそのようなときに本を読むことを心がけているのですが、育児中の読書は中断がつきもの、寝落ちすることもあります。
そんなときにおすすめなのがエッセイ本。短いエピソードごとに読めるので、スキマ時間でも楽しめます。今回は、「思わず笑える本」「気持ちが軽くなる本」「育児にも通じる気づきがある本」など、忙しい毎日にそっと寄り添ってくれるエッセイ本をご紹介します。
とにかく笑える、リフレッシュ本
・「まるごとバナナが食べられない」大久保佳代子(幻冬舎/2020年)
同じことの繰り返しのように思える毎日に、自信を持てる本。大久保佳代子さんの本はどれも面白い上に、着眼点にハッとさせられます。この本は産後の不調時に読みましたが、不調だからこそ見逃していた「面白い瞬間」「自分だけではなく誰にでも訪れる瞬間」に気づいたことは大きな収穫でした。

・「もものかんづめ」さくらももこ(集英社/1991年)
私は声に出して笑いましたので、読む場所を選んだほうが良い本です。「あたしゃ情けないよ(ちびまるこちゃん風)」の集合体。これがとっても親近感。ぐんぐん読めてしまう1冊です。

発売から30年以上経っていますが、まったく色褪せない言葉の数々。「ちびまるこちゃん」の世界がギュッと凝縮されているような気持ちで楽しく読めます。
育児にもつながる!?リフレッシュ本
・「ちいさな言葉」俵万智(岩波書店/2010年)
テレビ朝日系列「夫が寝たあとに」でゲスト出演されていたときに魅了され、すっかり虜になってしまった俵万智さん。私が言葉にできなかった子どもの「ちいさな成長」が代弁されている印象です。「そうそう!それが言いたかったのよ!」がたくさん。俵さんの視点を得ると、心が少し寛大になる気がします。

・「最後はなぜかうまくいくイタリア人」宮島勲(日本経済新聞出版社/2018年)
作中で描かれるイタリア文化のユーモラスな「ズレ」に、「これ娘のことやん」「これ夫のことやん」と親近感を抱く内容でした。ネガティブに捉えていた他人のルーズさ、「言ってたのと違うやん!」シリーズを、前向きに捉えられる魔法のような本。
自己啓発本のようにも感じますが、押し付けがましくない軽さが魅力です。

・「そういうふうにできている」さくらももこ(新潮社/1998年)
タイトルの時点で心が軽くなる本。「もものかんづめ」があまりにも面白くて、続けて手に取った1冊です。

さくらももこさんの妊娠・出産の経験が綴られたエッセイで、考え方がとても素敵。日頃のモヤモヤに対して、開き直れるパワーをもらえました。第一子の妊娠・出産の時期に読めば良かった、と思う1冊です。
おまけ:わたしの処方箋
・「こころの処方箋」河合隼雄(新潮社/1992年)
30年以上前の本なのですが、2026年の今こそ当てはまるのでは?と思う言葉がたくさん。自分ではどうしようもないことに溢れているのに、情報過多で、あらゆる配慮が必要とされる現代。「はぁ〜面倒くさ!」と感じている人におすすめしたい本です。

シーン別の短い文章なので、電子レンジの待ち時間でも読める手軽さ。臨床心理学の第一人者、河合隼雄さんの言葉はとてもわかりやすく、心にスッと入ってきます。
まとめ
私にとって本を読むというのは、根気のいる作業です。心を掴むポイントがないと最後まで読みきれないことも多々あります。今回ご紹介した本は、早々に心を掴んで離さないと感じた「タイパ最強本」です。渦巻く感情を言葉にする暇もない日々に、立ち止まる手段のひとつになるかもしれません。「読んで良かった〜!」と思うたびに、次の出会いを楽しみにしている私です。
本を片手に心をいたわる時間をつくると、毎日が少しラクになるかもしれません。
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